特許
J-GLOBAL ID:200903037317586279
音響特性補正装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 邦彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207281
公開番号(公開出願番号):特開平7-046687
出願日: 1993年07月29日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 再生系の応答特性が希望特性に一致するように再生系の応答特性を補正する装置において、使用目的等に応じて最適な特性補正を行なえるようにする。【構成】 補正特性演算手段142は、希望特性と測定特性との差として補正特性を算出する。イコライザフィルタ係数演算手段144は、補正特性をフーリエ逆変換して対応するインパルス応答を求める。この場合、使用する状況等に応じて、直線位相処理フーリエ逆変換、最小位相処理フーリエ逆変換あるいはその他のアルゴリズムのフーリエ逆変換の中から任意に選択して用いる。FIRフィルタ係数は、このインパルス応答の時間軸上各位置におけるレベル値として与えられ、畳み込み演算器34にセットされて、再生する音楽信号に対して補正特性が付与される。
請求項(抜粋):
音場を含めた再生系の応答特性の希望特性を操作者の操作に基づいて設定する希望特性設定手段と、音場を含めた再生系の応答特性の測定特性の情報を出力する測定特性出力手段と、前記希望特性と前記測定特性に基づいて当該希望特性を実現するための補正特性を演算する補正特性演算手段と、再生しようとする音響信号に対して前記演算された補正特性を付与する補正特性付与手段とを具備してなる音響特性補正装置であって、前記補正特性付与手段が、前記補正特性に対応した畳み込み演算のフィルタ係数として、少くとも再生系の全帯域が直線位相特性となる直線位相フィルタおよび再生系の全帯域が無遅延特性となる最小位相フィルタを含む複数のフィルタ特性の中から選択されたフィルタ特性のフィルタ係数を演算するフィルタ係数演算手段と、再生しようとする音場信号に対して前記選択されたフィルタ特性のフィルタ係数を用いて畳み込み演算を行なうことにより当該フィルタ特性に対応した補正特性を付与する畳み込み演算器とを具備してなる音響特性補正装置。
IPC (3件):
H04R 3/04
, H03H 17/02
, H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭63-234699
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特開昭63-042599
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