特許
J-GLOBAL ID:200903037319794251

トラヒック制御方法とシステムおよびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡邉 昌幸 ,  磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-156482
公開番号(公開出願番号):特開2007-325224
出願日: 2006年06月05日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】品質クラスごとのネットワークリソース管理を行うことで、QoS制御の効率化を図り、音声や動画のリアルタイム配信やテレビ電話などのネットワークサービスの品質を向上させる。【解決手段】リソース管理/受付判定機能は、トークンレートrkのみ要求を受け、バーストサイズσkを、予め品質クラスごとに定められた定数(定数ah)を用いて、トークンレートrkの一次式とすることで求め(例σhk=rk×ah)、また、ピークレートPkとして、サービスネットワークの最大スループット(P)を用いる。さらに、従来の積み上げ帯域の算出に用いるネットワークリソース量(バッファ量Bij、リンク帯域Cij)の代わりに、予め品質クラスごとに定められたサービスネットワークにおけるバッファ時間(Dh)を用い、chk=P/[1+{Dh×(P-rk)/σhk}]により当該品質クラスhの積み上げ帯域(見なし帯域)chkを求め、受付判定に用いる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
トークンバケットモデルにおけるパラメータを用いて見なし帯域を求め、求めた見なし帯域の積み上げ処理結果と予め定められた使用上限帯域とを比較してサービスネットワークへの入力トラヒックに対する受付判定を行うシステムのトラヒック制御方法であって、 セッションフローk(k=1,2,...,N)のトークンレートrkを入力する第1のステップ、 該入力されたトークンレートrkと予め当該セッションフローの品質クラスhに応じて設定され記憶装置に記憶された係数を用いて、一次式により当該セッションフローkに対するバーストサイズσhkを求める第2のステップ、 該求めたバーストサイズσhkと上記入力されたトークンレートrk、および、予め設定され記憶装置に記憶された当該サービスネットワークの最大スループットPと予め当該品質クラスhに応じて設定され記憶装置に記憶された当該サービスネットワークにおけるバッファ時間定数Dhを用いて、下記の式(イ)で見なし帯域chkを求める第3のステップ、 該求めた見なし帯域chkと上記入力されたトークンレートrkとを用いて、下記の式(ロ)で当該品質クラスhの積み上げ処理結果shkを求める第4のステップ、 該求めた品質クラスhの積み上げ処理結果shkと予め当該品質クラスhに対応して定められた使用上限帯域とを比較し、積み上げ処理結果shkが使用上限帯域より小さい場合に受け付け可と判定し、大きい場合に受け付け不可と判定する第5のステップ を有することを特徴とするトラヒック制御方法。 式(イ): chk=P/[1+{Dh×(P-rk)}/σhk] 式(ロ): shk=Σmax(rk,chk)、 (k=1,2,...,N)
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L12/56 200A
Fターム (11件):
5K030GA11 ,  5K030HA08 ,  5K030HC01 ,  5K030KA03 ,  5K030KX13 ,  5K030LC06 ,  5K030LC08 ,  5K030LC09 ,  5K030MA13 ,  5K030MB09 ,  5K030MB15
引用特許:
審査官引用 (2件)

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