特許
J-GLOBAL ID:200903037335083543
建築構造物の制振装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-252282
公開番号(公開出願番号):特開2001-074089
出願日: 1999年09月06日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 建築構造物に対する副振動系を構成する制振装置(TMD)において、副振動系の主振動系に対する同調が不完全て状態下でも、有効な制振効果が発揮されるようにすること。【解決手段】 同一質量とされた複数の分割マス14を用いて複数の分割副振動系17を構成し、それら各分割副振動系17の固有振動数を相互に異なる値にチューニングするに際して、かかる複数の分割副振動系17のうちの最小の固有振動数:f minと最大の固有振動数:f maxを、建築構造物12の防振すべき固有振動数:f0 に対する比の値が相互に逆数となるように設定し、且つ全ての分割副振動系17における固有振動数:f1 〜fn が、互いに等比数列をなすように設定した。
請求項(抜粋):
建築構造物に対してマス部材をバネ部材で弾性支持せしめることにより、該建築構造物に対する副振動系を構成する制振装置において、前記マス部材を、質量が同一の複数の分割マスによって構成すると共に、それら各分割マスを、前記バネ部材によって前記建築構造物に対して互いに独立して弾性支持せしめて、互いに異なる周波数域にチューニングされた複数の分割副振動系を構成する一方、かかる複数の分割副振動系の中で固有振動数が最小のものと最大のものの各分割副振動系における固有振動数を、該建築構造物の防振すべき固有振動数に対する比が相互に逆数となるように設定し、且つ全ての分割副振動系における固有振動数が互いに等比数列をなすように設定したことを特徴とする制振装置。
IPC (3件):
F16F 15/02
, E04H 9/02 341
, F16F 15/08
FI (3件):
F16F 15/02 C
, E04H 9/02 341 C
, F16F 15/08 U
Fターム (5件):
3J048AA06
, 3J048AD07
, 3J048BF02
, 3J048CB22
, 3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (4件)
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制振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-235696
出願人:鬼怒川ゴム工業株式会社, 大和ハウス工業株式会社
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方向調整式制振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-197599
出願人:株式会社鴻池組
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立体駐車設備用制振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-033603
出願人:三菱重工業株式会社
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