特許
J-GLOBAL ID:200903037336575512

復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258925
公開番号(公開出願番号):特開平7-093914
出願日: 1993年09月24日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 パーシャルレスポンス方式での記録/再生を行い、ビタビ復号を実行する復号装置において、3値等化波形信号に非対称な波形歪が残留していても、良好なビタビ復号を可能にして、符号誤り率を有効に抑制する。【構成】 クロック再生系10では、3値等化波形信号のA/D変換とビタビ復号に用いるビットクロックのジッタを防止するために、比較器13の出力をLPF15で帰還させるオートスライス方式が採用されているが、そのスライスレベルは再生信号を2値等化した信号の平均化レベルのシフト量に対応している。マイクロコンピュータ回路21はそのシフト情報を用いて復号制御信号を演算作成し、ビタビ復号器22がその復号制御信号に基づいて差メトリックで定まるパス成立条件を信号の非対称歪発生態様に対応させて緩和する。
請求項(抜粋):
再生信号から多値等化波形信号を得る多値等化手段と、前記再生信号から2値等化波形信号を得る2値等化手段と、前記2値等化手段による2値等化波形信号を用いてサンプリングクロックを生成する手段であり、入力される2値等化波形信号の平均化レベルを求めて、その平均化レベルと入力される2値等化波形信号とのレベル差を検出することによりサンプリングクロックのジッタを補正するクロック生成手段と、前記クロック生成手段のサンプリングクロックを用いて前記多値等化手段で得られた多値等化波形信号をサンプリングする信号検出手段と、前記信号検出手段によるサンプリング信号を復号するビタビ復号手段を有した復号装置において、前記クロック生成手段から得られる平均化レベルと一定の基準レベルとのレベル差を求め、そのレベル差に対応した復号制御信号を作成する演算手段を設け、その復号制御信号に基づいて、前記ビタビ復号手段が差メトリックで定まるパス成立条件を前記レベル差の発生態様に応じて緩和させることを特徴とした復号装置。
IPC (3件):
G11B 20/18 534 ,  G11B 20/18 570 ,  H03M 13/12

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