特許
J-GLOBAL ID:200903037343464653

輝度階調を用いたフルカラーイメージ適応的補間装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148957
公開番号(公開出願番号):特開平7-059098
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 イメージセンサから得られるディジタル化イメージ信号に対して適応的な補間を行い、画像の鮮明度を向上させる。【構成】 イメージセンサ12はカラーフィルタアレイ13で覆われており、イメージセンサ12の各フォトサイトは各々1色のみカラー値を生成する。イメージセンサ12で生成されたアナログイメージ信号はディジタル化され、イメージバッファ18に蓄えられる。イメージバッファ18に蓄積された信号はディジタルシグナルプロセッサ22に供給され、そこで補間処理が行われる。補間処理では、輝度値(グリーン)が欠落した画素に対する付加的な輝度値を、その画素の近隣の画素の輝度値から補間により求める。このとき、水平または垂直方向の輝度値の差から階調値を求め、この階調値をしきい値と比較する。そして、この比較に応じて、補間に用いる画素の方向(組合わせ)が適応的に定められる。
請求項(抜粋):
各々が1色のみのカラー値を生成する複数のカラーフォトサイトを有するイメージセンサから得られるディジタル化されたイメージ信号を処理する装置であって、前記ディジタル化イメージ信号を、フォトサイト位置のうちいくつかが輝度値を有しないような輝度及びクロミナンスの画像的パターンとして蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段と共に動作し、輝度値が欠落しているフォトサイト位置に対する付加的輝度値を、そのフォトサイト位置の近隣のフォトサイト位置の輝度値から補間することにより生成するプロセッサと、を有し、さらに、前記プロセッサは、少なくとも2つのイメージ方向において、輝度値間の差から階調値を生成する手段と、前記階調値を少なくとも1つのしきい値と比較する手段と、前記しきい値との比較に応じて、前記少なくとも2つのイメージ方向から、付加的輝度値を補間するための好適な方向を選択する手段と、前記好適な方向に一致するよう選択された輝度値を補間して、前記付加的輝度値を求める手段と、を有することを特徴する装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-088787
  • 特開平2-276388
  • 特開平4-088787
全件表示

前のページに戻る