特許
J-GLOBAL ID:200903037345969027

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-104727
公開番号(公開出願番号):特開平8-277926
出願日: 1995年04月05日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、煩雑なシフト動作が起こらなくなるまで変速マップを高負荷側に変更させるとともに、無駄な制御の繰り返しを防止し、しかも急激に状況が変化した際に変速マップを初期変速マップに戻すことを目的としている。【構成】 このため、制御手段に、アクセル開度量の変化量とシフト回数とに応じて変速マップを高負荷側に移行する機能と、移行後にシフト動作が行われる場合に変速マップを更に高負荷側に移行する機能と、実際の車速とアクセル開度量と一段階低負荷側の変速マップとの照会によるシフトポジション情報と実際のシフトポジションとが同一である際に変速マップを一段階低負荷側へ移行する機能とを付加している。また、制御手段に、変速マップを高負荷側に移行する機能と、変速マップを更に高負荷側に移行する機能と、アクセル開度量の変化量が予め設定される一定値を越える場合に初期変速マップに戻す機能とを付加している。
請求項(抜粋):
アクセル開度量と車速とからなる変速マップを予め設定しこの変速マップに沿って変速制御を行う制御手段を有する自動変速機の制御装置において、前記アクセル開度量の変化量を検出するアクセル開度変化量検出手段を設け、このアクセル開度変化量検出手段により検出されたアクセル開度量の変化量と予め設定される一定値とを比較判別するアクセル開度変化量判別手段を設け、変速時のシフト回数をカウントするシフト回数カウンタを設け、このシフト回数カウンタにより検出されたシフト回数と予め設定される設定シフト回数とを比較判別するシフト回数判別手段を設け、前記アクセル開度量の変化量が一定値以下の場合且つシフト回数が設定シフト回数を越える場合に変速マップを高負荷側に移行すべく制御する機能と、変速マップの移行後にシフト動作が行われる場合に変速マップを更に高負荷側に移行すべく制御する機能と、シフト回数が設定シフト回数以下となった場合に実際の車速とアクセル開度量とを一段階低負荷側の変速マップに照会させこの照会によって得たシフトポジション情報と実際のシフトポジションとが同一である際には負荷が減少していると判断して変速マップを一段階低負荷側へ移行すべく制御する機能とを前記制御手段に付加して設けたことを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/10 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:44

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