特許
J-GLOBAL ID:200903037349541811

同一固体支持体上で、2以上のオリゴヌクレオチドをタンデムに合成するための方法および組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  江尻 ひろ子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-562522
公開番号(公開出願番号):特表2006-512375
出願日: 2002年12月31日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
本発明は、1回の合成実行において、同一固体支持体上で、2以上の異なるオリゴヌクレオチドをタンデム合成するための新規方法および新規固体支持体物質に関する。該方法は、2種以上のオルソゴナル保護アンカー基で構成される新規支持体調製物を含む。第一の各保護基の選択的除去に続いて、標準法にしたがって、好ましくはホスホロアミダイト化学反応を介して、脱ブロッキングしたアンカー基上で、第一のオリゴヌクレオチドをアセンブリする。前記の第一のオリゴヌクレオチドのキャッピングに続いて、第二の種類の保護基でブロッキングされたアンカー基を選択的に自由にして、そしてこれを、第二のオリゴヌクレオチドのアセンブリの出発点として利用し、そして以下同様である。固体支持体上ですべての合成が完了した後、標準法を用いて、オリゴヌクレオチドを固体支持体から遊離させ、そして核酸塩基で脱保護する。本発明の方法を用いて得られる調製物は、一般的に、2以上の異なるオリゴヌクレオチドを含有する。こうした調製物は、PCR、配列決定、多重化遺伝子型決定、クローニングおよびRNA干渉などの適用に有用な、オリゴヌクレオチドプライマー対を必要とするか、いくつかのプローブを同時に必要とするか、二重鎖核酸断片を必要とするか、またはオリゴヌクレオチドの他の組み合わせを必要とする適用などに特に有用である。本発明は、本発明の新規固体支持体の調製法を含む。
請求項(抜粋):
2以上の異なるオリゴヌクレオチドの合成法であって: a)固体支持体を提供し、ここで前記固体支持体は2以上のオルソゴナル(orthogonal)保護基によって保護されたアンカー基で構成される; b)前記オルソゴナル保護基の1つをアンカー基から除去し; c)脱保護したアンカー基上でオリゴヌクレオチドを合成し; d)合成したオリゴヌクレオチドにキャッピングし; e)すべてのオルソゴナル保護基が脱保護されるまで、工程b)〜d)を反復し、ここで最後のオルソゴナル保護基に関しては工程d)を省略する;そして f)合成したオリゴヌクレオチドを固体支持体から切断する 工程を含む、前記合成法。
IPC (1件):
C07H 21/04
FI (1件):
C07H21/04 A
Fターム (3件):
4C057AA21 ,  4C057MM02 ,  4C057MM04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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