特許
J-GLOBAL ID:200903037354046578

内燃機関の燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-220604
公開番号(公開出願番号):特開平9-068078
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】バルブ特性変更手段を有し、当該手段の挙動及び運転状態に基づいて空燃比の学習制御を行うようにした燃料噴射量制御装置において、燃料噴射量制御に際しての精度の向上を図る。【解決手段】電子制御装置(ECU)50は可変バルブタイミング機構(VVT)の制御を行い、かつ、学習値を反映させた上で燃料噴射量の制御を実行する。ECU50は、冷却水温が低く学習値の更新が実行されていない場合には、既に更新がなされた学習値に圧縮補正をかける。補正は、完全暖機時にある場合のバルブ特性に対する、現実のバルブ特性の比に基づいて行われる。このため、現在が冷間時で、実際のカム角度が進角側に変位していないような場合には、そのことが考慮された上で反映学習値が算出され、その反映学習値に基づいて噴射量制御が実行されることとなる。従って、冷間状態時には、制御されるべく空燃比にずれが生じるのが確実に防止される。
請求項(抜粋):
内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記内燃機関の吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の開閉タイミングを変更するためのバルブ特性変更手段と、前記運転状態検出手段により検出される検出結果に基づき目標噴射量を算出する目標噴射量算出手段と、前記目標噴射量算出手段により算出された算出結果に基づき前記燃料噴射手段を制御する噴射量制御手段と、前記バルブ特性変更手段の挙動及び前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、空燃比の学習値を算出するとともに、前記目標噴射量の算出に際して、当該算出した学習値を反映させる学習値反映手段と、前記運転状態検出手段により検出された第1の運転状態が所定状態にあるとき、前記学習値の更新を行う学習値更新手段と、少なくとも第1の運転状態を含む前記運転状態検出手段により検出された第2の運転状態に基づき、前記バルブ特性変更手段を制御するバルブ特性制御手段とを備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置であって、前記運転状態検出手段により検出された第1の運転状態が前記所定状態以外の状態であるとき、前記学習値反映手段により反映されるべき学習値を補正する学習値補正手段を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 340
FI (5件):
F02D 41/14 310 H ,  F02D 41/14 310 P ,  F02D 13/02 J ,  F02D 41/04 330 L ,  F02D 45/00 340 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-003910
  • 特開平3-003910

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