特許
J-GLOBAL ID:200903037354974025

薄膜太陽電池およびその作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-360116
公開番号(公開出願番号):特開平5-183177
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 第1光電変換ユニット401の第1電極の透明導電膜421と第2光電変換ユニット403の第1電極の透明導電膜422、及び第1光電変換ユニットの第2電極である裏面電極461と第2光電変換ユニットの裏面電極462とはそれぞれ絶縁され、第1光電変換ユニットの第2電極461と第2光電変換ユニットの第1電極422とが接続された構成にすることで、第1の光電変換ユニットと第2ユニットとを直列に接続した集積化薄膜太陽電池を作製する。【効果】 耐熱性のない基板を用いてもレーザスクライブで欠陥のない開溝404を形成でき、スクラライブされる部分の裏面電極46下に絶縁物層45を設けておくと他部分に損傷を与えず確実に裏面電極を切断できる。さらに光電変換ユニットを絶縁分離する絶縁物を同時に同材料で形成することで集積化構造を形成でき、その工程の繰返しで任意の集積化薄膜太陽電池を再現性良く大量生産できる。
請求項(抜粋):
図1に示すように、絶縁基板41上に透明導電膜421と光電変換層431と裏面電極461とからなる第1の光電変換ユニット401と、透明導電膜422と光電変換層432と裏面電極462とからなる第2の光電変換ユニット403とを有し、開溝404に充填された絶縁物44によって第1の光電変換ユニット401の透明導電膜421と第2の光電変換ユニット403の透明導電膜422とが分離され、同時に第1の光電変換ユニット401の光電変換層431と第2の光電変換ユニット403の光電変換層432とが電気的に分離され、開溝405に充填された裏面電極461を構成する導電材料によって第1の光電変換ユニット401の裏面電極461と第2の光電変換ユニット403の透明導電膜422とは接続され、開溝463によって第1の光電変換ユニット401の裏面電極461と第2の光電変換ユニット403の裏面電極462とは分離された構成をとることによって、第1の光電変換ユニットと第2の光電変換ユニットとが直列に接続されていることを特徴とする薄膜太陽電池。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-171284
  • 特開昭62-084569

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