特許
J-GLOBAL ID:200903037360654350
カム位相可変型内燃機関
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-070129
公開番号(公開出願番号):特開2009-222029
出願日: 2008年03月18日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】 運転停止時や油圧制御弁の失陥時に所定のカム位相に固定されるカム位相可変型内燃機関において、円滑な再始動等を実現する技術を提供する。【解決手段】 エンジン39の停止時に始動時カム位相が確立されておらず、ステップS52の判定がNoであった場合、エンジンECU20は、ステップS55で初期値0のクランキングカウンタC2が失陥判定閾値C2thに達したか否かを判定し、この判定がNoであった場合、ステップS56でロック異常フラグFlfを1とし、ステップS57で燃料噴射制御部に燃料噴射禁止を指令し、ステップS58でクランキングカウンタC2を1だけインクリメントする。ステップS55の判定がYesになると、エンジンECU20は、ステップS59でロック異常フラグFlfを1とし、ステップS60で燃料噴射制御部に燃料噴射許可を指令する。【選択図】 図14
請求項(抜粋):
所定の角度範囲をもってカム位相が可変制御されるカム位相可変型内燃機関であって、
クランクシャフトに同期して回転する第1回転部材と、
カムシャフトと一体に回転するとともに、前記第1回転部材に相対回転可能に連結される第2回転部材と、
前記第1回転部材および前記第2回転部材の間に形成された進角側油圧室と遅角側油圧室とに連絡する油圧回路を切り換えることにより、前記カム位相を進角と遅角と保持との間で変化させるカム位相可変手段と、
その作動時において、前記第1回転部材と前記第2回転部材とを所定の結合角度をもって結合/一体化するカム位相固定手段と、
その作動時において、前記カム位相可変手段を前記結合角度側に作動させる結合駆動手段と、
所定条件の下で、前記カム位相固定手段と前記結合駆動手段とを起動させる結合制御手段と、
前記第1回転部材と前記第2回転部材とを所定の結合角度をもって結合/一体化されたことを判定する結合判定手段と、
運転状態を判定する運転状態判定手段と、
燃料噴射禁止指令または燃料噴射許可指令を出力する燃料噴射指令出力手段と
を備え、
前記結合制御手段は、
前記運転状態判定手段によって始動状態にあると判定され、かつ、前記結合判定手段によって前記結合/一体化がなされていると判定された場合、前記カム位相固定手段を作動させるとともに、前記燃料噴射指令出力手段に燃料噴射許可指令を出力させ、
前記運転状態判定手段によって始動状態にあると判定され、かつ、前記結合判定手段によって前記結合/一体化がなされていないと判定された場合、前記カム位相固定手段および前記結合駆動手段を作動させるとともに、前記燃料噴射指令出力手段に燃料噴射禁止指令を出力させ、
前記運転状態判定手段によって通常運転状態に移行したと判定された場合、前記カム位相固定手段および前記結合駆動手段の作動を中止させるとともに、前記燃料噴射指令出力手段に燃料噴射禁止指令を出力させないことを特徴とするカム位相可変型内燃機関。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (24件):
3G018CA19
, 3G018DA57
, 3G018DA73
, 3G018EA21
, 3G018EA23
, 3G018FA01
, 3G018FA07
, 3G018GA11
, 3G018GA38
, 3G018GA39
, 3G092AA11
, 3G092DA01
, 3G092DA08
, 3G092DG05
, 3G092DG09
, 3G092EA13
, 3G092EA14
, 3G092EC01
, 3G092FA32
, 3G092HA01Z
, 3G092HE01Z
, 3G092HE03Z
, 3G092HE08Z
, 3G092HF08Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
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可変バルブタイミングエンジン
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-090045
出願人:本田技研工業株式会社
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特許第2569999号
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