特許
J-GLOBAL ID:200903037371111332

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-350767
公開番号(公開出願番号):特開平10-186998
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 中間転写体を用いた電子写真方式の画像形成装置において、転写同時クリーニングプロセスを確実にすること。【解決手段】 ICLローラ2によって、二次転写残トナーをプラスに帯電させる。この場合、中間転写体1もある程度プラスに帯電されてしまう。そのため、除電ローラ3によって中間転写体1を除電し、中間転写体1の電位を一次転写電圧(プラス電位)にまで戻す。従って、一次転写ニップ部においては、二次転写残トナーはプラスに帯電しているため、感光ドラム4に移る。そして、最終的にはクリーニング装置44によって回収される。なお、感光ドラム4上において画像を形成しているトナーはマイナスに帯電されている。従って、このトナーは、一次転写ニップにおいて、プラスに帯電された中間転写体1に転写される。
請求項(抜粋):
現像剤の像を中間転写体の転写面に一旦一次転写した上で別途供給される転写材に二次転写すると共に、前記二次転写において前記転写材に二次転写されることなく前記転写面に残った前記現像剤を次回に行う前記一次転写の際に回収する転写同時クリーニング方式の画像形成装置において、転写面を備えた中間転写体と、前記中間転写体に、あらかじめ定められた一次転写電圧を印加する一次転写電圧印加手段と、像形成面を備え、別途入力される画像に応じて前記現像剤を前記像形成面に静電的に吸着することで前記像形成面上に像を形成するとともに、前記像形成面に吸着している前記現像剤を前記転写面に一次転写する像形成手段と、前記一次転写後の前記像形成面に付着している前記現像剤を除去するクリーニング手段と、前記一次転写によって前記転写面に転写された像を、別途供給される転写材に二次転写する転写手段と、前記二次転写の後、前記二次転写において前記転写材に転写されることなく前記転写面上に残った現像剤の電位を、前記一次転写の際に前記像形成面に静電的に吸着する電位に制御するための、残現像剤電位制御手段と、前記残現像剤電位制御手段による電位制御の後に、交流成分を含んだ電圧を印加することで前記転写面の電位を前記一次転写に適した電位に制御するための、転写面電位制御手段と、を備え、前記像形成手段は、前記転写面電位制御手段によって前記一次転写に適した電位にされた後の前記転写面に対して、前記一次転写を行うものであること、を特徴とする画像形成装置。
IPC (4件):
G03G 21/14 ,  G03G 15/01 114 ,  G03G 15/16 ,  G03G 21/10
FI (4件):
G03G 21/00 372 ,  G03G 15/01 114 A ,  G03G 15/16 ,  G03G 21/00 312

前のページに戻る