特許
J-GLOBAL ID:200903037378103289

空気調和制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229949
公開番号(公開出願番号):特開平11-063630
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】キャリブレーション動作による温度調整動作への影響を小さくした空気調和制御装置を提供する。【解決手段】CPU11は、デジタル出力部10から冷水弁駆動部22a又は温水弁駆動部22bに冷水弁7又は温水弁8をそれぞれ開閉させる駆動信号を出力し、冷水弁駆動部22a又は温水弁駆動部22bに冷水弁7又は温水弁8を夫々開閉させる。ここで、CPU11は、演算によって得られた各弁7,8の弁開度目標値が0%又は100%となった時のみ、演算で得られた各弁7,8の現在の弁開度(弁開度論理値)と実際の弁開度とを一致させるキャリブレーション動作を行う。
請求項(抜粋):
冷水又は温水と空気との間で熱交換を行う熱交換手段に、冷水又は温水を供給する弁の弁開度を調節して、空気の温度を制御する空気調和制御装置であって、弁を開閉する弁駆動用モータを駆動するための駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、空気の温度を検出する温度検出手段と、弁駆動用モータが弁を全開状態から全閉状態まで駆動するのに要する弁トラベルタイムや制御目標温度や制御演算に必要なパラメータを記憶するデータメモリと、駆動信号発生手段が駆動信号を発生した時間の合計と弁トラベルタイムとから現在の弁開度を演算し、温度検出手段の検出した温度及び制御目標温度から弁の弁開度目標値を演算するとともに、演算で求めた現在の弁開度と弁開度目標値との差及び弁トラベルタイムから駆動信号を発生する駆動時間を演算し、前記駆動時間だけ駆動信号発生手段から駆動信号を発生させる中央演算処理部とを備え、弁開度目標値が略0%又は略100%になった場合、中央演算処理部は、前記駆動時間に予め設定された一定時間を加算した時間だけ駆動信号発生手段から駆動信号を発生させて、実際の弁開度を略0%又は略100%とするとともに、演算で求めた現在の弁開度を略0%又は略100%に設定して、実際の弁開度と演算で求めた弁開度とを一致させるキャリブレーション動作を行うことを特徴とする空気調和制御装置。

前のページに戻る