特許
J-GLOBAL ID:200903037379011272
金属性単層カーボンナノチューブを半導体性単層カーボンナノチューブから分離する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
谷 義一
, 阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-545466
公開番号(公開出願番号):特表2007-519594
出願日: 2004年12月16日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
半導体性単層カーボンナノチューブを金属性単層カーボンナノチューブから分離する方法。この方法は、ナノカーボンチューブの電気的性質の故に半導体ナノチューブと優先的に結合する分離剤を使用する。この分離剤は、平面配向を有し、ナノチューブの表面との結合に利用できるp-電子を有する分離剤であり、分子の可溶性部分をも含んでいる。分離剤が半導体ナノカーボンと優先的に結合した後、この分離剤/ナノカーボン複合体は可溶性であり、可溶化して溶液中で半導体ナノチューブを濃縮させることができ、一方残留固体は金属ナノカーボンが濃縮されている。
請求項(抜粋):
半導体性単層カーボンナノチューブおよび金属性単層カーボンナノチューブを含むサンプルを準備すること、
前記サンプルを、幾何的に平面状の部分を有し、前記平面状部分上に1つまたは複数のπ電子を含む、溶媒に可溶性の分離剤と一緒にすること、
前記分離剤を前記サンプル中の半導体性単層カーボンナノチューブと結合させて複合体を形成すること、
前記溶媒を前記サンプルと一緒にすること、および
前記複合体を前記溶媒に可溶化させて、可溶化した複合体を含む液体と固体とを含む混合物を形成することを特徴とする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C01B31/02 101F
, B82B3/00
Fターム (4件):
4G146AA11
, 4G146AA12
, 4G146AB06
, 4G146CA20
引用特許:
出願人引用 (3件)
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米国特許第6,183,714号
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米国特許第5,227,038号
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米国特許第6,183,724号
引用文献: