特許
J-GLOBAL ID:200903037384937051

データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-099079
公開番号(公開出願番号):特開平6-311198
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 操作者が改めて初期化操作を行わずとも、交換された新たなROMの内容を有効にすることができ、操作者の初期化操作の忘れや誤操作によるROM交換時のトラブルの発生を防止する。【構成】 初期設定値10bを格納したROM10には版を示す世代識別情報10cを格納しておき、前記初期設定値10bに基づく実行用設定値を格納しておく不揮発性メモリ11には、前記実行用設定値の格納時に前記世代識別情報10cが複写される世代識別情報格納エリア11bを装備しておく。さらに、前記ROM10には、装置の電源投入時に、前記不揮発性メモリ11およびROM10に格納されているそれぞれの世代識別情報が不一致であれば前記ROM10内の初期設定値10bを不揮発性メモリ11に書き込む設定値チェックプログラムを装備しておく。
請求項(抜粋):
所定の処理をさせるためのプログラムとこのプログラムによる処理に必要な初期設定値とを格納したROMと、前記ROMに格納されている初期設定値に基づいて生成されて実際の運用時に使用される実行用設定値を格納しておく設定値格納エリアを有した不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリの設定値格納エリアに設定された実行用設定値に基づいて前記ROMに格納されているプログラムによる処理を実行する制御用CPU部とを備えたデータ処理装置であって、前記ROMには、初期設定値の版を示す世代識別情報を格納しておくとともに、前記不揮発性メモリには、前記ROMの初期設定値に基づいて前記設定値格納エリアへ実行用設定値が格納される際に前記ROMに格納されている世代識別情報が複写される世代識別情報格納エリアを装備し、さらに、前記ROMには、当該データ処理装置の電源投入時に前記不揮発性メモリの世代識別情報格納エリアに格納されている世代識別情報と前記ROMに格納されている世代識別情報とを比較して、両者の世代識別情報が不一致の場合には、それに対する対応処理を自動実行する設定値チェックプログラムを装備したことを特徴とするデータ処理装置。
IPC (2件):
H04L 29/06 ,  G06F 9/06 410

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