特許
J-GLOBAL ID:200903037385460453

電動式動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-025929
公開番号(公開出願番号):特開2002-225731
出願日: 2001年02月01日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】従来の電動式動力舵取装置では、車両への取付前に、出力軸の下端の転がり軸受の予圧を調整して、トルクセンサの出力を調整する。装置全体を略組み立てた状態で、ダミー治具を用いる調整となり、作業が煩雑で精度も悪い。【解決手段】下ハウジング10を組み付ける前の、上ハウジング9を主体とする小型で扱い易いサブアセンブリSAの状態で、上ハウジング9の下部に露出する予圧調整用のねじ38を操作する。ウォームホイール15を挟持する上下の第2の転がり軸受16,17の予圧を一括して調整し、操舵軸3を軸方向に付勢して、これを位置決めする。トルクセンサとしての検出コイル28の出力を精度良く調整する。
請求項(抜粋):
トーションバーを介して互いに連結される入力軸及び出力軸を含む操舵軸と、入力軸に付与されるトルクを検出するトルクセンサの出力に応じて電動モータが発生する駆動力を出力軸に与える減速ギヤ機構と、出力軸に設けられたピニオンに噛み合うラック軸とを備える電動式動力舵取装置において、上記ラック軸を挿通させる下ハウジングと、操舵軸を挿通させる状態で下ハウジングに連結されると共に、上記トルクセンサ及び減速ギヤ機構を収容する上ハウジングと、上ハウジングに保持され、入力軸を回転自在に支持する第1の転がり軸受と、上ハウジングに保持され、出力軸を回転自在に支持する第2の転がり軸受と、上ハウジングの下端に形成され、下ハウジング内に連通する連通口と、連通口に設けられ、第2の転がり軸受を介して操舵軸を軸方向に位置決めすると共に、第2の転がり軸受の予圧を調整する予圧調整手段とをさらに備えることを特徴とする電動式動力舵取装置。
Fターム (4件):
3D033CA02 ,  3D033CA04 ,  3D033CA21 ,  3D033CA28

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