特許
J-GLOBAL ID:200903037387266700

可変レート音声符号化方法、可変レート音声復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049364
公開番号(公開出願番号):特開平10-247098
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 可変レート音声符号化方法において、適応音源符号帳インデックスのみの伝送を行う入力音声状態においても、符号化効率を一切劣化させずに音質を改善する。【解決手段】 CELP音声符号化方式の可変レート音声符号化方法において、入力音声信号に対して歪みが最小となる第1の合成音声信号を得られるように、音源符号帳及び雑音音源符号帳より適応音源ベクトル及び第1の雑音音源ベクトルを選択し、その適応音源ベクトルを用いて生成される音源信号を用いて仮想的な参照音声信号を作成し、仮想的な参照音声信号に対して歪みが最小となる第2の合成音声信号を得られるように、適応音源ベクトルに対応する第2の雑音音源ベクトルを選択し、第2の合成音声信号の品質に応じて、第1の雑音音源ベクトルに対応する雑音音源符号帳インデックスの送出を取り止める。
請求項(抜粋):
過去のフレームの音源信号をピッチ周期で繰り返した適応音源ベクトルを格納する適応音源符号帳と、雑音音源ベクトルを格納する雑音音源符号帳とを有するCELP音声符号化方式の可変レート音声符号化方法において、入力音声信号に対して歪みが最小となる第1の合成音声信号を得られるように、前記音源符号帳及び前記雑音音源符号帳より適応音源ベクトル及び第1の雑音音源ベクトルを選択し出力する音源符号帳探索ステップと、前記適応音源ベクトルを用いて生成される音源信号を用いて仮想的な参照音声信号を作成する仮想的参照音声信号合成ステップと、前記仮想的な参照音声信号に対して歪みが最小となる第2の合成音声信号を得られるように、前記適応音源ベクトルに対応する第2の雑音音源ベクトルを選択する第2の音源符号帳探索ステップと、前記第2の合成音声信号の品質に応じて、前記第1の雑音音源ベクトルに対応する雑音音源符号帳インデックスの送出を取り止める符号語送出系列選択ステップを備え、符号化率を可変するようにした可変レート音声符号化方法。
IPC (4件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30 ,  H04B 14/04
FI (5件):
G10L 9/14 G ,  G10L 9/14 J ,  G10L 9/18 E ,  H03M 7/30 B ,  H04B 14/04 B

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