特許
J-GLOBAL ID:200903037394184205

化学物質の認識法及び認識情報記憶法並びに化学物質センシングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-004255
公開番号(公開出願番号):特開平5-188025
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 化学物質を従来より味覚・嗅覚に類似の方法で認識すること。【構成】 ジオレイルホスフェートを多孔質膜に吸着させ興奮性人工膜21を作製する。穴部11aを有する第1の槽11及び穴部12aを有する第2の槽12の穴部形成面で人工膜21を挟む。槽11、12に1mMのKCl水溶液を入れる。槽11、12に化学物質を添加しさらに電流源15より直流及び交流の重畳電流を電極19a,19bを介し人工膜21に印加し、この人工膜で化学物質に起因のカオス発振を生じさせる。この発振波形を電極20a,20b、アンプ20cを介し情報処理部16に取り込みこの発振波形からローレンツプロットによるアトラクター(軌道)を作成する。このアトラクター形状から化学物質を認識する。また、アトラクターをリミットサイクルに変換し得る交流電流の振幅、周波数このリミットサイクルを化学物質の認識情報として用いることもできる。
請求項(抜粋):
興奮性人工膜で化学物質に起因し生じる電気的なカオス発振のアトラクターの形状に基づいて前記化学物質の認識を行なうことを特徴とする化学物質の認識法。
IPC (2件):
G01N 27/00 ,  G01N 27/416
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-115739
  • 特開平1-103563

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