特許
J-GLOBAL ID:200903037413336615

エアバッグ装置のインフレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137435
公開番号(公開出願番号):特開平6-344854
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 インフレータが火災に遭遇した時にインフレータに推力を生じさせないようにする。【構成】 円筒状の容器1の周面の一側に多数のガス放出孔2が穿設され、他側にも多数のガス放出孔3が穿設されている。この容器1内の軸心部分にブースタ剤4が装填され、その外周側にガス発生剤5が装填されている。ガス放出孔2、3がフィルム12、13で塞がれており、フィルム12の方が低ガス圧、低ガス温で破れる。【効果】 インフレータが火災に遭遇した場合、まず点火剤9が点火し、続いてブースタ剤4及びガス発生剤5も反応を開始する。この場合、フィルム12、13の双方が破れ、ガスがインフレータの双方向に噴出される。
請求項(抜粋):
筒状の容器と、該容器内に装填されたガス発生剤と、該ガス発生剤のガス発生反応を開始させるためのブースタ剤と、該ブースタ剤を発火させるための電気式点火器と、インフレータが火災に遭遇したときに該ブースタ剤を発火させるための点火剤と、該容器の周面のうち、容器の中心軸を含む平面を挟んで一方の側に設けられた第1のガス放出孔群、及び他方の側に設けられた第2のガス放出孔群と、該第1のガス放出孔群の各放出孔を塞いでおり、前記ガス発生剤が点火されたときに放出孔を開放する第1の閉塞手段と、該第2のガス放出孔群の各放出孔を塞いでおり、インフレータが火災に遭遇することにより該ガス発生剤が反応した場合にのみ放出孔を開放させる第2の閉塞手段と、を備えてなるエアバッグ装置のインフレータ。

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