特許
J-GLOBAL ID:200903037414911621

原子炉内保全作業装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300748
公開番号(公開出願番号):特開平10-142385
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】点検作業時に、炉心支持板に設けた中性子計装管用貫通穴からショット球等の異物が落下したり、挿入口に詰ったりすることを防止する。【解決手段】炉心支持板10に設けた中性子計装管用貫通穴17を閉塞し中性子計装管16の側面を局部的に包囲する中性子計装管保護カバー20と、この保護カバー20のヒンジ結合した一対の半円筒状本体23を開閉操作する保護カバー取扱具23とからなっている。保護カバー取扱具21は一対の半円筒状本体23に設けた係合穴36に挿入する係合ピン41を有し、この係合ピン41を上下動させたり、左右に動かしたりして前記保護カバー20を上下左右に移動して中性子計装管16を包囲するとともに中性子計装管貫通穴17を閉塞する。これにより点検時のショットピーニング作業時に貫通穴17からショット球が落下、または貫通穴17を閉塞することを防止できる。
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器内の炉心支持板に設けられた中性子計装管貫通穴を閉塞しかつ中性子計装管を局部的に包囲する中性子計装管保護カバーと、この中性子計装管保護カバーを上下左右に移動する保護カバー取扱具とを具備し、前記中性子計装管保護カバーはヒンジ結合された左右一対の半円筒状本体と、この半円筒状本体に接続して前記中性子計装管を局部的に包囲しかつ包囲を解除する開閉機構とからなり、前記保護カバー取扱具は前記半円筒状部材に設けた係合穴に着脱自在に係合する係合ピンを保持するレバーと、このレバーを駆動する駆動用シリンダと、この駆動用シリンダを上下動させる上下動用シリンダとからなることを特徴とする原子炉内保全作業装置。

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