特許
J-GLOBAL ID:200903037415310834

回路遮断器の電磁反発限流機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189646
公開番号(公開出願番号):特開平11-040039
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 接点閉成時に可動接触子を限流バネの付勢力により接点に押圧して通常通電時の電磁反発力では接点が浮き上がらず、過大通電時は限流バネの付勢力と電磁反発力による接点の開離を助勢する限流形回路遮断器において、付勢力の強い限流バネが使用できるようにする。【解決手段】 ホルダ6に可動接触子4の回動中心に向けてバネ受け面6aを設け、可動接触子4にその回動方向に長穴のラッチ穴4a設け、ラッチ穴4a内に係支されたラッチピン15とバネ受け面6aとの間に限流バネ17を圧縮挿設して、線径の太く強いコイル状圧縮バネからなる限流バネ17が装着でるようにした。
請求項(抜粋):
ホルダに回動自在に軸支され固定接触子と接触される可動接触子と、この可動接触子の回動中心に向けて上記ホルダに設けられたバネ受け面と、上記可動接触子にその回動方向に長穴に設けられたラッチ穴と、このラッチ穴内に長穴に沿って移動可能に係支されたラッチピンと、上記可動接触子から突出した上記ラッチピンの両側と上記バネ受け面との間に圧縮挿設された限流バネとを備え、上記固定接触子に上記可動接触子が接するとき上記ラッチピンは上記ラッチ穴の接点側に位置し、上記限流バネの付勢分力は上記可動接触子を上記固定接触子に押圧する方向に働き、上記可動接触子に加わる電磁反発力により上記ラッチ穴の接点側が可動接触子の回動中心と上記バネ受け面を結ぶ線を越えて移動したとき上記限流バネの付勢分力は上記ラッチピンを上記ラッチ穴の反対側へ移動させるとともに上記可動接触子を固定接触子から開離する方向に働くことを特徴とする回路遮断器の電磁反発限流機構。
IPC (2件):
H01H 73/38 ,  H01H 71/24
FI (2件):
H01H 73/38 C ,  H01H 71/24

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