特許
J-GLOBAL ID:200903037417332452

建造物の振動抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153870
公開番号(公開出願番号):特開平5-071242
出願日: 1991年05月29日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 振動の減衰能力を大容量化でき、壁厚を過度に厚くしなくても壁内に簡単に収納でき、製作加工の作業性が良い建造物の振動抑制装置を提供する。【構成】 複数枚の長尺で幅広の第1帯板と第2帯板を両者間にほぼ全長にわたって粘弾性体を介在させて互い違いに前後に重ね合わせ、第1帯板のロケーションピンを最も後側の第2帯板の長さ方向の案内スロットに挿通し、第2帯板のロケーションピンを最も前側の第1帯板の長さ方向の案内スロットに挿通し、各ロケーションピンの前後各端に抜け止め用ストッパー部を設ける。
請求項(抜粋):
建造物1の一方の骨組部材2に基端部を固定される複数枚の長尺で幅広の第1帯板3と、建造物1の他方の骨組部材4に基端部を固定される複数枚の長尺で幅広の第2帯板5を、両者間にほぼ全長にわたって粘弾性体6を介在させて互い違いに前後に重ね合わせ、粘弾性体6の一側の側面7を第1帯板3の側面8に固着し、粘弾性体6の他側の側面9を第2帯板5の側面10に固着し、第1帯板3のロケーションピン11を最も後側の第2帯板5の長さ方向の案内スロット12に挿通し、第2帯板5のロケーションピン13を最も前側の第1帯板3の長さ方向の案内スロット14に挿通し、ロケーションピン11の前後各端に抜け止め用ストッパー部15,16を設け、ロケーションピン13の前後各端に抜け止め用ストッパー部17,18を設け、最も前側の第1帯板3に当接する該ストッパー部15,17と最も後側の第1帯板5に当接する該ストッパー部16,18によって第1帯板3と第2帯板5の板厚方向への変位を阻止した建造物の振動抑制装置。

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