特許
J-GLOBAL ID:200903037418490418

混合プラスチックの分別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-128266
公開番号(公開出願番号):特開平10-315231
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】本発明の課題は、2種類以上の材料が混合されている状態の樹脂混合物を連続的に高純度、高回収率で分別することによって樹脂の再資源化に供することにある。【解決手段】プラスチック混合物を比重分別するのに適した比重を有する媒体液と混合する混合装置と、媒体液中のプラスチック混合物を、比重分別する液体比重分別器と、液体比重分別器で単一素材のプラスチックに分別されたプラスチックと媒体液を分離する脱水装置からなる設備において、媒体液の比重を液温度を調整することによって液比重を微妙にコントロールし、連続的に高純度でしかも高回収率で単一のプラスチックを得る。【効果】水を媒体液として使用し、水温によって比重を調整し、プラスチック混合物を単一素材のプラスチックに連続的に、高純度、高回収率で分別出来る。これにより、製造工程で出ていた廃棄プラスチックを処分していた費用及び、素材購入費用が減少する。また、水処理費用が特殊比重液使用に比較して安価になる。
請求項(抜粋):
2種類以上の比重の異なる材質のプラスチックを材料毎に分けて再資源化する方法にあって、所定の粒度の破砕片を媒体液中に供給し混合する手段と、プラスチックを媒体液とともに移送し媒体液の渦巻流れによる遠心力を利用して分別する液体比重差分級器を用いて材質毎に分別する手段と、各々の材質に分別したプラスチックと媒体液を分離する手段と、媒体液を混合手段に循環する手段からなる混合プラスチックの分別装置において、媒体液の温度を調整することにより媒体液の比重を調整することを特徴とする混合プラスチックの分別装置。
IPC (6件):
B29B 17/00 ,  B03B 5/32 ,  B03B 11/00 ,  B03B 13/00 ,  B29K101:00 ,  B29K105:26
FI (4件):
B29B 17/00 ,  B03B 5/32 ,  B03B 11/00 ,  B03B 13/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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