特許
J-GLOBAL ID:200903037424040912

血栓塞栓症疾患を診断するための像形成剤としての放射線標識された血小板GP▲II▼b/▲III▼a受容体アンタゴニスト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-522205
公開番号(公開出願番号):特表平8-509710
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】本発明は、血小板糖タンパク質IIb/IIIa複合体のアンタゴニストとして作用する炭素環式または複素環式環系を含有する放射線標識された環状化合物である新規な放射性薬剤、動脈および静脈血栓を診断する像形成剤として該放射性薬剤を使用する方法、該放射性薬剤を製造するための新規な試薬、およびこれらの試薬を含有するキットに関するものである。
請求項(抜粋):
式 (QLn)dCh;(Q)d′Ln-Ch の放射性薬剤を製造するための試薬またはその医薬的に許容し得る塩またはプロドラッグ形態。 上記式において、 dは1〜3であり、d′は2〜20であり、Lnは結合基であり、Chは金属キレーターでありそしてQは式(I) の化合物であり; R31は、0〜4個のR10またはR10aで置換された、そして場合によってはLnに対する1個の結合を有していてもよいC6-C14の飽和、部分的に飽和または芳香性の炭素環式環系;0〜4個のR10またはR10aで置換されたそして、場合によってはLnに対する1個の結合を有していてもよい複素環式環系であり; R32は、 -C(=O)-、 -C(=S)-、 -S(=O)2-、 -S(=O)-、 -P(=Z)(ZR13)- から選択されたものであり; Zは、SまたはOであり; n′′およびn′は、独立して0〜2であり; R1およびR22は、独立して次の基: 水素、 0〜2個のR11で置換されたC1-C8アルキル、 0〜2個のR11で置換されたC2-C8アルケニル、 0〜2個のR11で置換されたC2-C8アルキニル、 0〜2個のR11で置換されたC3-C10シクロアルキル、 Lnに対する1個の結合、 0〜2個のR12で置換されたアリール、 独立してN、SおよびOから選択された1〜4個のヘテロ原子を含有する5〜10員の複素環式環系(該複素環式環は0〜2個のR12で置換されている)、 =O、F、Cl、Br、I、-CF3、-CN、-CO2R13、-C(=O)R13、-C(=O)N-(R13)2、-CHO、-CH2OR13、-OC(=O)R13、-OC(=O)OR13a、-OR13、-OC(=O)N(R13)2、-NR13C(=O)R13、-NR14C(=O)OR13a、-NR13C(=O)N-(R13)2、-NR14SO2N(R13)2、-NR14SO2R13a、-SO3H、-SO2R13a、-SR13、-S(=O)R13a、-SO2N(R13)2、-N(R13)2、-NHC(=NH)NHR13、-C(=NH)NHR13、=NOR13、NO2、-C(=O)NHOR13、-C(=O)NHNR13R13a、-OCH2CO2H、2-(1-モルホリノ)エトキシから選択されたものであり; R1およびR21は、また一緒になって0〜2個のR12で置換された3〜7員の炭素環式環を形成していてもよく; n′が2である場合は、R1またはR21は、また、隣接炭素原子上のR1またはR21と一緒になって直接的結合を形成し、それによって該炭素原子間に二重結合または三重結合を形成していてもよく; R21およびR23は、独立して、水素、場合によっては1〜6個のハロゲンで置換されていてもよいC1-C4アルキル、ベンジルから選択されたものであり; R22およびR23は、また一緒になって0〜2個のR12で置換された3〜7員の炭素環式環を形成していてもよく; n′′が2である場合は、R22またはR23は、また、隣接炭素原子上のR22またはR23と一緒になって直接的結合し、それによって隣接炭素原子間に二重結合または三重結合を形成していてもよく; R21がHである場合は、R1およびR2は、また、一緒になって0〜2個のR12で置換された5〜8員の炭素環式環を形成していてもよく; R11は、1個または2個以上の次の基: =O、F、Cl、Br、I、-CF3、-CN、-CO2R13、-C(=O)R13、-C(=O)N-(R13)2、-CHO、-CH2OR13、-OC(=O)R13、-OC(=O)OR13a、-OR13、-OC(=O)N(R13)2、-NR13C(=O)R13、-NR14C(=O)OR13a、-NR13C(=O)N-(R13)2、-NR14SO2N(R13)2、-NR14SO2R13a、-SO3H、-SO2R13a、-SR13、-S(=O)R13a、-SO2N(R13)2、-N(R13)2、-NHC(=NH)NHR13、-C(=NH)NHR13、=NOR13、NO2、-C(=O)NHOR13、-C(=O)NHNR13R13a、-OCH2CO2H、2-(1-モルホリノ)エトキシ、 C1-C5アルキル、C2-C4アルケニル、C3-C6シクロアルキル、C3-C6シクロアルキルメチル、C2-C6アルコキシアルキル、C3-C6シクロアルコキシ、C1-C4アルキル(アルキルは独立して-NR13R14、-CF3、NO2、-SO2R13aまたは-s(=O)R13aから選択された1〜5個の基で置換されている)、 0〜2個のR12で置換されたアリール、 独立してN、SおよびOから選択された1〜4個のヘテロ原子を含有する5〜10員の複素環式環系(該複素環式環は0〜2個のR12で置換されている) から選択されたものであり; R12は、1個または2個以上の次の基:フェニル、ベンジル、フェネチル、フェノキシ、ベンジルオキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、C1-C5アルキル、C3-C6シクロアルキル、C3-C6シクロアルキルメチル、C7-C10アリールアルキル、C1-C5アルコキシ、-CO2R13、-C(=O)NHOR13a、-C(=O)NHN(R13)2、=NOR13、-B(R34)(R35)、C3-C6シクロアルコキシ、-OC(=O)R13、-C(=O)R13、-OC(=O)OR13a、-OR13、-(C1-C4アルキル)-OR13、-N(R13)2、-OC(=O)N(R13)2、-NR13C(=O)R13、-NR13C(=O)OR13a、-NR13C(=O)N(R13)2、-NR13SO2N(R13)2、-NR13SO2-R13a、-SO3H、-SO2R13a、-S(=O)R13a、-SR13、-SO2N(R13)2、C2-C6アルコキシアルキル、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、C1-C4ハロアルキル、C1-C4ハロアルコキシ、C1-C4アルキルカルボニルオキシ、C1-C4アルキルカルボニル、C1-C4アルキルカルボニルアミノ、-OCH2CO2H、2-(1-モルホリノ)エトキシ、C1-C4アルキル(アルキルは、-N(R13)2、-CF3、NO2または-S(=O)R13aで置換されている)から選択されたものであり; R13は、独立して、H、C1-C10アルキル、C3-C10シクロアルキル、C4-C12アルキルシクロアルキル、アリール、-(C1-C10アルキル)アリールまたはC3-C10アルコキシアルキルから選択されたものであり; R13aは、C1-C10アルキル、C3-C10シクロアルキル、C4-C12アルキルシクロアルキル、アリール、-(C1-C10アルキル)アリールまたはC3-C10アルコキシアルキルであり; 2個のR13基が単一のNに結合している場合は、R13基は、また一緒になって-(CH2)2-5-または-(CH2)O(CH2)-を形成していてもよく; R14は、OH、H、C1-C4アルキルまたはベンジルであり; R2は、HまたはC1-C8アルキルであり; R10およびR10aは、独立して1個または2個以上の次の基:フェニル、ベンジル、フェネチル、フェノキシ、ベンジルオキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、C1-C5アルキル、C3-C6シクロアルキル、C3-C6シクロアルキルメチル、C7-C10アリールアルキル、C1-C5アルコキシ、-CO2R13、-C(=O)N(R13)2、-C(=O)NHOR13a、-C(=O)NHN(R13)2、=NOR13、-B(R34)(R35)、C3-C6シクロアルコキシ、-OC(=O)R13、-C(=O)R13、-OC(=O)OR13a、-OR13、-(C1-C4アルキル)-OR13、-N(R13)2、-OC(=O)N-(R13)2、-NR13C(=O)R13、-NR13C(=O)OR13a、-NR13C(=O)N(R13)2、-NR13SO2N(R13)2、-NR13SO2R13a、-SO3H、-SO2R13a、-S(=O)R13a、-SR13、-SO2N(R13)2、C2-C6アルコキシアルキル、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、C1-C4ハロアルキル(-CvFw(v=1〜3およびw=1-(2v+1))を含有する)、C1-C4ハロアルコキシ、C1-C4アルキルカルボニルオキシ、C1-C4アルキルカルボニル、C1-C4アルキルカルボニルアミノ、-OCH2CO2H、2-(1-モルホリノ)エトキシ、C1-C4アルキル(アルキルは-N(R13)2、-CF3、NO2または-S(=O)R13aで置換されている)から選択されたものであり; Jは、β-Alaまたは構造-N(R3)C(R4)(R5)C(=O)-のL-異性体またはD-異性体アミノ酸 〔式中、R3は、HまたはC1-C8アルキルであり; R4は、HまたはC1-C3アルキルであり; R5は、 水素、 0〜2個のR11で置換されたC1-C8アルキル、 0〜2個のR11で置換されたC2-C8アルケニル、 0〜2個のR11で置換されたC2-C8アルキニル、 0〜2個のR11で置換されたC3-C10シクロアルキル、 Lnに対する1個の結合、 0〜2個のR12で置換されたアリール、 独立してN、SまたはOから選択された1〜4個のヘテロ原子を含有する5〜10員の複素環式環系(該複素環式環は0〜2個のR12で置換されている)、 =O、F、Cl、Br、I、-CF3、-CN、-CO2R13、-C(=O)R13、-C(=O)N-(R13)2、-CHO、-CH2OR13、-OC(=O)R13、-OC(=O)OR13a、-OR13、-OC(=O)N(R13)2、-NR13C(=O)R13、-NR14C(=O)OR13a、-NR13C(=O)N-(R13)2、-NR14SO2N(R13)2、-NR14SO2R13a、-SO3H、-SO・・・
IPC (8件):
C07K 5/10 ,  A61K 51/00 ,  C07D259/00 ,  C07D401/12 259 ,  C07D413/12 259 ,  C07K 5/103 ,  C07K 7/64 ,  C07M 9:00
FI (7件):
C07K 5/10 ,  C07D259/00 ,  C07D401/12 259 ,  C07D413/12 259 ,  C07K 5/103 ,  C07K 7/64 ,  A61K 49/02 A

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