特許

J-GLOBAL ID：200903037428522857

窒化ステンレス鋼材の製造方法

発明者： 宮楠 克久 ,  冨村 宏紀 ,  森本 憲一 ,  平松 直人
出願人/特許権者： 日新製鋼株式会社
代理人 (1件)： 和田 憲治 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-346139
公開番号（公開出願番号）：特開2000-073156
出願日： 1998年12月04日
公開日（公表日）： 2000年03月07日
要約：

【要約】【課題】 ステンレス鋼材を低コストで効率的に窒化する方法を提供する。【解決手段】 鋼材表面の十点平均粗さRzが0.3〜5.0μmに調整され、かつ表面から深さ10μmまでの表層部におけるマルテンサイト相とフェライト相の合計量が60体積%以上に調整されたステンレス鋼材に窒化処理を施す、窒化ステンレス鋼材の製造方法。窒化処理には、ガス窒化法,ガス浸硫窒化法,プラズマ窒化法,または塩浴窒化法を用いる。上記鋼材の表面は、窒化前にダルロール圧延,機械的研削または機械的研磨の何れかの手段を施した後、さらに必要に応じてバレル研磨,ショットピーニング処理またはショットブラスト処理の何れかの手段を施すことによって形成される。

請求項（抜粋）：

鋼材表面の十点平均粗さRzが0.5〜5.0μmに調整されたステンレス鋼材を、アンモニアガスを基本成分とする300〜650°Cの窒化雰囲気中で30分以上加熱する、窒化ステンレス鋼材の製造方法。

IPC (5件)：

C23C 8/26 ,  C21D 8/00 ,  C23C 8/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58

FI (5件)：

C23C 8/26 ,  C21D 8/00 Z ,  C23C 8/02 ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58