特許
J-GLOBAL ID:200903037428689930

トランスファの2輪-4輪駆動切り換え制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017616
公開番号(公開出願番号):特開平5-213086
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 強制的に4輪駆動状態にされる低速位置から、高速4輪駆動を希望して高速位置にした時、スイッチ指令を4輪駆動へ変更し忘れたのを警報すると共に、取り敢えず4輪駆動を継続させて意に反した2輪駆動となるのを防止する。【構成】 カップリングスリーブ9Cの高速位置で主出力軸3には入力軸2の動力がそのまま伝達され、クラッチ10を結合することで、適宜副出力軸4にも動力が伝達され、高速2輪ー4輪駆動の選択が可能である。カップリングスリーブ9Cの低速位置では、入力軸2の動力が減速されて軸3に至り、この減速動力がカップリングスリーブ9C及びクラッチギヤ14間の結合により軸4にも至って、低速4輪駆動が得られる。この低速位置から高速位置への切り換え時、4WDスイッチ18がONでなければ、コントローラ17は設定時間中警報器16をONすると共にクラッチ10を結合する。
請求項(抜粋):
入力軸への動力を高低速切り換えして主出力軸へ伝える副変速機と、副出力軸を適宜主出力軸に駆動結合する摩擦クラッチを主要素としてこの摩擦クラッチを運転者からのスイッチ指令に応じ適宜結合する2輪-4輪駆動切り換え機構とを具え、副変速機の低速位置では強制的に4輪駆動状態となる車両のトランスファ装置において、前記副変速機の低速位置から高速位置への切り換え時、前記スイッチ指令が2輪駆動を示していても設定時間中は、前記摩擦クラッチを結合して4輪駆動状態にすると共に、運転者に警報を発する4WD切り換え操作忘れ警報手段を設けて構成したことを特徴とするトランスファの2輪-4輪駆動切り換え制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-004538
  • 特開平2-267031

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