特許
J-GLOBAL ID:200903037435599695
無線通信装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189700
公開番号(公開出願番号):特開平6-037762
出願日: 1992年07月16日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 既存の無線システムの無線エリア内において干渉妨害などの悪影響を及ぼすことなく無線通信を行なえるようにし、これにより所望の周波数帯を利用して新たな無線通信システムを実現する。【構成】 無線通信端末装置TUに、CSMA方式に従って無線パケット伝送を行なうために必要な第3のキャリア検出回路34とは別に、第1のキャリア検出回路32およびレーダ使用判定部23cと、第2のキャリア検出回路33およびレーダ干渉判定部23dとを設け、第1のキャリア検出回路32およびレーダ使用判定部23cによりレーダシステムRSMが無線チャネルを使用しているか否かを判定するとともに、第2のキャリア検出回路33およびレーダ干渉判定部23dによりレーダシステムRSMに混変調を与える可能性があるか否かを判定し、これらの判定を基に無線チャネルの使用を制御するようにしたものである。
請求項(抜粋):
複数の無線チャネルの中から特定の無線チャネルを選択的に使用する第1の無線システムと無線チャネルを共用して無線通信を行なう第2の無線システムで使用される無線通信装置において、前記複数の無線チャネルのうち選択された無線チャネルを介して伝送された無線信号を受信し、その受信結果に基づいて前記第1の無線システムによる当該無線チャネルの使用状態を判定するための第1の判定手段と、前記選択された無線チャネルを介して伝送された無線信号を受信し、その受信結果に基づいて、当該無線チャネル以外の無線チャネルを使用して無線信号を送信した場合であっても前記第1の無線システムに混変調を与える可能性があるか否かを判定するための第2の判定手段と、前記第1の判定手段により前記選択された無線チャネルが前記第1の無線システムにより使用中と見なせる状態にあると判定された場合には当該無線チャネルの使用を回避するとともに、前記第2の判定手段により前記第1の無線システムに混変調を与える可能性があると判定された場合には前記すべての無線チャネルの使用を回避するための処理を実行する無線チャネル使用制御手段とを具備したことを特徴とする無線通信装置。
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