特許
J-GLOBAL ID:200903037438939322
通信システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-031029
公開番号(公開出願番号):特開平6-245264
出願日: 1993年02月22日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 受信装置と送信装置との間の通信タイミングずれを回復でき、他の通信システムとの電波衝突を回避でき、また、電池寿命を永くできる。【構成】 受信装置11と送信装置1とが所定間隔でタイミングを合わせて通信する通信システムにおいて、受信装置11は送信装置1からの信号が一定時間以上受信できないとき、送信装置1に要求信号を送信したのち送信信号の待ち受け動作を連続的に行い、その要求信号を受信した送信装置1は第1の計数手段3の送信フレーム値Nが所定の値になった時点を基準として送信フレーム値Nを受信装置11に送信して通信タイミングを回復し、また、送信フレーム値Nまたは最大送信フレーム値Nmax を変更して送信することにより電波衝突を回避する。
請求項(抜粋):
一定の周期T1 ごとに第1のタイマ信号を出力する第1のタイマ手段と、第1のタイマ信号を計数して初期値N1(N1 は自然数)から所定値Nmax (Nmax は自然数)までの値を前記第1のタイマ信号を基準にして区切られた時間長T1 の送信フレームの番号として順次与える動作を繰り返す第1の計数手段と、所定番号Nx(Nx はN1≦Nx≦Nmaxなる自然数)の送信フレームの先頭を送信タイミングの基準として送信信号を送信するように制御する送信制御手段と、通信相手である受信装置からの信号を受信処理する受信手段とを有する送信装置と、一定の周期T2 ごとに第2のタイマ信号を出力する第2のタイマ手段と、第2のタイマ信号を計数して初期値M1(M1は自然数)から所定値Mmax (Mmax は自然数)までの値を前記第2のタイマ信号を基準にして区切られた時間長T2 の受信フレームの番号として順次与える動作を繰り返す第2の計数手段と、前記送信装置からの信号を受信するための受信回路と、所定番号Mx (Mx はM1≦Mx≦Mmaxなる自然数) の受信フレームの先頭を受信タイミングの基準として前記送信装置から送られる信号を所定時間だけ待ち受け、待ち受け中に前記送信装置からの信号があった場合には受信処理を行なう受信制御手段と、前記送信装置への要求信号または応答信号を送信処理する送信手段と、待ち受け時の所定時間中または受信処理に要する時間中だけ前記受信回路に電源を供給するように制御する受信電源制御手段とを有する受信装置とを備え、前記受信タイミングの時間間隔が前記送信タイミングの時間間隔に等しくなるように前記T1、T2、N1、M1、Nmax および Mmax の値を設定するとともに、前記受信タイミングを前記送信タイミングに合わせて前記送信装置からの送信信号を受信する通信システムにおいて、前記受信装置は前記受信タイミングを前記送信タイミングに合わせるための同期信号を求める要求信号を前記送信装置に送信したのち連続受信状態に移行し、前記送信装置は前記要求信号を受信すると同期信号として送信フレーム番号を所定のタイミングで送信し、前記受信装置は受信した送信フレーム番号とそれを受信したタイミングとに基づいて受信フレーム番号とタイミングとを調整したのち待ち受け受信に戻るようにした通信システム。
IPC (3件):
H04Q 9/00 301
, H04Q 9/00 311
, H04B 1/16
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭62-228589
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特開昭60-030790
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