特許
J-GLOBAL ID:200903037440444438

分散処理装置及びプロセス実行方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-213545
公開番号(公開出願番号):特開平8-077118
出願日: 1994年09月07日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】コンパイル時間及びオブジェクトコード量の低減が図れ、しかもシステム拡張性に富み、実行性能への影響の少ない実行環境を実現する。【構成】プログラム格納領域31内のソースプログラムから対象計算機用のネイティブコードとマシン非依存な抽象機械語コードをプログラムコンパイル部11にて生成してオブジェクトコード格納領域32に格納しておき、プロセスの実行に際し、オブジェクトコード格納領域32内の対応するネイティブコードが自計算機で実行可能であるか否かを実行コード判定部12にて判定し、実行可能ならばそのネイティブコードをネイティブコード実行部14に渡し、実行不可能ならばそのネイティブコードに対応する抽象機械語コードをオブジェクトコード格納領域32から取り出してプログラム変換部13に渡して自計算機用のネイティブコードへの変換を行わせて、ネイティブコード実行部14に渡す構成とする。
請求項(抜粋):
複数の計算機を備えた分散処理装置において、コンパイル結果を格納しておくための、前記各計算機により共有されるオブジェクトコード格納手段と、前記複数の計算機のうちの1つ以上の計算機に設けられ、前記オブジェクトコード格納手段に格納される対象計算機用のネイティブコード及びマシン非依存な抽象機械語コードをソースプログラムから生成するプログラムコンパイル手段と、前記各計算機に設けられ、マイグレーションされるプロセス情報を送受するプロセス送受信手段と、前記各計算機に設けられ、自計算機の前記プロセス送受信手段で受信されるプロセス情報を含むプロセス情報の集合が格納されるプロセス格納手段と、前記各計算機に設けられ、自計算機の前記プロセス格納手段に格納されているプロセス情報の示すプロセスの実行に際し、当該プロセスの実行に必要な前記オブジェクトコード格納手段内のネイティブコードが自計算機で実行可能であるか否かを判定する実行コード判定手段と、前記各計算機に設けられ、自計算機の前記実行コード判定手段により前記ネイティブコードが自計算機で実行不可能であると判定された場合に、当該ネイティブコードに対応する前記オブジェクトコード格納手段内の抽象機械語コードを受け取って、自計算機で実行可能なネイティブコードに変換するプログラム変換手段と、前記各計算機に設けられ、自計算機の前記実行コード判定手段により前記ネイティブコードが自計算機で実行可能であると判定された場合には当該ネイティブコードを実行し、実行不可能であると判定された場合には自計算機の前記プログラム変換手段により変換されたネイティブコードを実行するネイティブコード実行手段とを具備することを特徴とする分散処理装置。
IPC (2件):
G06F 15/16 430 ,  G06F 9/45

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