特許
J-GLOBAL ID:200903037451050296
動画像伝送装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-313405
公開番号(公開出願番号):特開平6-311502
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 セル廃棄や伝送路誤りで復号不可能となったブロックに適用する動き補償予測の候補を該ブロックに隣接するブロックに対応するもののうちから適切に選択して動き補償予測をより高精度にした動画像伝送装置を提供すること。【構成】 動画像信号をブロック単位で符号化・復号化する動画像伝送装置の送信側に、受信符号化データの誤りを検出し検出信号を出力する手段と、検出信号に基づき復号不能となるブロックを識別する手段と、該ブロック近傍の複数の復号可能ブロックの動きベクトル及び動き補償方法の夫々に従い復号不能ブロック近傍の画素値を動き補償予測する手段と、該予測結果夫々の動き補償予測誤差値を計算する手段と、誤差値に基づき前記複数の動きベクトル等から復号不能ブロックに適用するものを選択する手段と、選択された動きベクトル等を用いて復号可能ブロックを動き補償により修正する手段とを設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
動画像信号をブロック単位で動き補償予測を用いて符号化したデータを送信する動画像送信装置と、該符号化データを受信してブロック単位で復号する動画像受信装置とを備えた動画像伝送装置において、前記動画像受信装置は、受信した前記符号化データの誤りを検出して誤り検出信号を出力する誤り検出手段と、この誤り検出信号に基づいて前記誤りにより復号不可能となるブロックを識別する識別手段と、この識別手段によって復号不可能と識別されたブロックの近傍にある複数の復号可能なブロックの動きベクトルおよび動き補償の方法の夫々に従って、該復号不可能と識別されたブロックの近傍にある復号可能なブロックに属する複数の画素値を動き補償予測する動き補償予測手段と、該動き補償予測の結果夫々について動き補償予測誤差値を計算する誤差値計算手段と、この動き補償予測誤差値に基づいて前記複数の動きベクトルおよび動き補償の方法のうちから前記復号不可能と識別されたブロックに適用する動きベクトルおよび動き補償の方法を選択する選択手段と、この選択された動きベクトルおよび動き補償の方法を用いて前記復号不可能と識別されたブロックを動き補償により修正する修正手段とを具備することを特徴とする動画像伝送装置。
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