特許
J-GLOBAL ID:200903037457606610

画像材料用支持体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-197295
公開番号(公開出願番号):特開平11-038554
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】見た目の光沢感の高い、かつカール物性が良好である、なおかつ腰が強い画像材料及びそのプリントが得られる、優れた樹脂被覆紙型の画像材料用支持体を提供すること。【解決手段】天然パルプを主成分とする紙基質の画像形成層を設ける側がポリエチレン系樹脂を含む樹脂組成物で被覆された画像材料用支持体であって、紙基質は、長さ加重平均繊維長が特定範囲にある天然パルプを主成分として構成されたものであり、かつ該樹脂組成物中の全ポリエチレン樹脂成分のトータルとしての応力緩和指数が1.40以上である事を特徴とする画像材料用支持体。
請求項(抜粋):
天然パルプを主成分とする紙を基質として、その一方の画像形成層を設ける側の紙基質がポリエチレン系樹脂を含む樹脂組成物(A)で被覆された画像材料用支持体であって、紙基質は、下記で規定されるパルプの繊維長が0.45mm〜0.65mmの範囲にある天然パルプを主成分として構成されたものであり、かつ樹脂組成物(A)中の全ポリエチレン系樹脂成分のトータルとしての下記で規定される応力緩和指数(K値)が1.40以上である事を特徴とする画像材料用支持体。ここで、パルプの繊維長及び応力緩和指数(K値)は、下記で規定される。パルプの繊維長:紙用薬品を添加する前の叩解後のパルプについて,JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.52-89「紙及びパルプ繊維長試験方法」に準拠して測定した長さ加重平均繊維長(mm)で表示したもの。応力緩和指数(K値):メカニカルスペクトロメーターを用いて、290°Cに溶融したポリエチレン系樹脂に150%のステップ歪みを加え、該ステップ歪みを加えた瞬間を0秒とし、その後の時間t[sec]経過に伴う緩和弾性率G(t)[Pa]を測定する。かくして、logG(t)〜logtの関係グラフを作成し、このグラフのt=0.1[sec]〜0.6[sec]間の回帰直線の勾配の絶対値を応力緩和指数(K値)と規定する。
IPC (8件):
G03C 1/79 ,  B32B 27/32 ,  B32B 29/00 ,  B41M 5/00 ,  B41M 5/38 ,  D21H 27/36 ,  D21H 19/20 ,  G03C 1/76 502
FI (8件):
G03C 1/79 ,  B32B 27/32 Z ,  B32B 29/00 ,  B41M 5/00 B ,  G03C 1/76 502 ,  B41M 5/26 101 H ,  D21H 1/02 C ,  D21H 1/34 D

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