特許
J-GLOBAL ID:200903037463676328

航空機トリム量中立装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-115621
公開番号(公開出願番号):特開平6-321190
出願日: 1993年05月18日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 トリムスイッチが故障したときトリムを中立にしてトリム装置の暴走を防ぐ。【構成】 操縦桿1aの操縦操作信号S1に応じた舵面操作信号S2が、飛行制御コンピュータ12から舵面アクチュエータ3に送られ、舵面4の操作が行なわれる。またトリムスイッチ5aのトリム操作信号T1を、コンピュータ12で積分してトリム信号T2が求められ、トリムアクチュエータ6は、トリム信号T2に応じて動作しトリムをとるための保舵力を発生する。トリム中立スイッチ5nがNORMALに入っているときには通常のトリム制御をする。トリム中立スイッチ5nをNEUTRALに入れると、コンピュータ12はトリム信号T2の値を漸減して零にすることにより、トリムを中立にする。
請求項(抜粋):
操作量に応じた値の操縦操作信号を出力する操縦操作端と、操作に応じてトリム操作信号を出力するトリム入力操作部と、舵面を動かす舵面アクチュエータと、トリムをとるための保舵力を発生するトリムアクチュエータと、前記操縦操作信号に応じた舵面操作信号を舵面アクチュエータに送ると共に前記トリム操作信号を積分したトリム信号をトリムアクチュエータに送る飛行制御コンピュータを備えた航空機の操縦装置において、ノーマル端子とニュートラル端子を有するトリム中立スイッチを備えると共に、前記飛行制御コンピュータは、トリム中立スイッチがノーマル端子に入っているときにはトリム操作信号を積分したトリム信号を出力すると共に、トリム中立スイッチがニュートラル端子に入っているときにはトリム信号の値を零にする機能を有することを特徴とする航空機トリム量中立装置。

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