特許
J-GLOBAL ID:200903037464190224

保持器付ころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-272481
公開番号(公開出願番号):特開平11-173334
出願日: 1998年09月10日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【目的】 組立の容易化や耐久性の向上等を図った保持器付ころ軸受を提供する。【構成】 ピン型保持器13は、ピン11の他、第1環状側板15、第2環状側板17、ナット19から構成されており、両環状側板15,17の間隔が第1,第2フランジ部25,27の間隔および第1,第2第1円形凹部43,47の深さにより決定される。そのため、これらの寸法精度を維持することで、両環状側板15,17と円筒ころ7との間隙が一定かつ適正な値となり、円筒ころ7の軸方向での必要以上の移動(がたつき)が起こらなくなる。また、円筒ころ7を介してピン11に大荷重や衝撃荷重が作用した場合、これらの荷重は比較的大径の第1,第2フランジ部25,27を介して第1,第2環状側板15,17に伝達される。そのため、ピン11は、平行ねじ部21,23で折損する等の問題が生じなくなり、高い耐荷重性能を有することになる。
請求項(抜粋):
同中心の内輪及び外輪と、該内輪および外輪の間に介装された複数のころと、これらころを保持する保持器とから成り、該保持器は該ころの両端に配置され該ころを回転自在に支持する一対の環状側板と、これら環状側板を所定の間隔をもって離隔させるべく、両端部が当該一対の環状側板の接続部にそれぞれ接続された複数本のピンとを有する保持器付ころ軸受であって、前記ピンには、その両端に平行ねじ部がそれぞれ形成されると共に、両平行ねじ部の内側に当該平行ねじ部より大径の大径部がそれぞれ形成され、前記一対の環状側板には、前記ピン接続部の内側に前記大径部が内嵌する円形凹部がそれぞれ形成されたことを特徴とする保持器付ころ軸受。
IPC (2件):
F16C 33/46 ,  F16C 19/26
FI (2件):
F16C 33/46 ,  F16C 19/26

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