特許
J-GLOBAL ID:200903037470935282

カゼイン加水分解物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-066906
公開番号(公開出願番号):特開平8-228692
出願日: 1995年03月01日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 次のa)〜d)の理化学的及び生物学的性質;a)カゼインの分解率が20〜30%であること、b)カゼイン加水分解物に含まれるイソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、プロリン、ロイシン、バリンの特定アミノ酸の質量合計に占める遊離イソロイシン、遊離チロシン、遊離フェニルアラニン、遊離プロリン、遊離ロイシン、遊離バリンの遊離特定アミノ酸の質量合計の割合が4〜10%であること、c)次の分子量分布を有すること、即ち5000超が0〜0.5%、1000超5000以下が10〜20%、500超1000以下が15〜30%、500以下が50%以上、d)エライザ抑制試験法により測定した抗原性がカゼインの抗原性の10-4以下であること、を有するカゼイン加水分解物。【効果】 低抗原性で、風味良好で、且つ、消化吸収性に優れるので、食品用及び医療用の蛋白質供給源用素材として広範な用途に使用できる。
請求項(抜粋):
次のa)〜f)の理化学的及び生物学的性質;a)カゼインの分解率が20〜30%であること、b)カゼイン加水分解物に含まれるイソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、プロリン、ロイシン、バリンの特定アミノ酸の質量合計に占める遊離イソロイシン、遊離チロシン、遊離フェニルアラニン、遊離プロリン、遊離ロイシン、遊離バリンの遊離特定アミノ酸の質量合計の割合が4〜10%であること、c)次の分子量分布を有すること、5000超 0〜 0.5%1000超5000以下 10〜20%500超1000以下 15〜30%500以下 50%以上d)分子量1000ダルトン以下の画分の比率が、80%以上であること、e)カゼイン加水分解物の全アミノ酸の量に対する遊離アミノ酸の量の割合が10%未満であること、f)エライザ(ELISA:Enzyme linked immuno-sorbent assay)抑制試験法により測定した抗原性がカゼインの抗原性の10-4以下であること、を有することを特徴とするカゼイン加水分解物。
IPC (6件):
A23J 3/34 ,  A23J 3/10 ,  A23L 1/30 ,  A23L 1/305 ,  C07K 14/47 ,  A61K 38/00 ABF
FI (6件):
A23J 3/34 ,  A23J 3/10 ,  A23L 1/30 Z ,  A23L 1/305 ,  C07K 14/47 ,  A61K 37/18 ABF

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