特許
J-GLOBAL ID:200903037475620166

部材締結用クリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名嶋 明郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000978
公開番号(公開出願番号):特開平9-184505
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 長期間にわたり連結状態を確実に維持でき、しかも、ピンとグロメットとを同時に確実に抜き出すことができる部材締結用クリップを提供すること。【解決手段】 フランジ2が上端に設けらるピン1と、ピン挿通孔13を備えたフランジ14が脚筒部12の上端に設けられる合成樹脂製のグロメット11とよりなり、ピン1の軸部3は太径軸部3aに細頸軸部3bを介して係止溝4を備えた弾頭状の軸端部3cが連設され、グロメット11の脚筒部12は半筒状脚部16、16に縦割りされて各半筒状脚部16に上端外面を被連結部材の取付孔の孔縁との当て面22とする係止爪17が形成され、該半筒状脚部16の裏側にはピン1の太径軸部3aに当接される爪拡開用の突部19と、各半筒状脚部16の脚端にあってピン1の係止溝4と係脱自在な突起20とが設けられたものとする。
請求項(抜粋):
軸部の上端にフランジが設けられたピンと、脚筒部の上端にこの筒内と連通するピン挿通孔を備えたフランジが設けられた合成樹脂製のグロメットとよりなる部材締結用クリップにおいて、前記ピンの軸部は前記フランジに続く太径軸部に細頸軸部を介して周方向の係止溝が上部に形成された弾頭状の軸端部を連設したものであり、一方、グロメットの脚筒部はその脚端からフランジに向けられた縦スリットにより複数の半筒状脚部に縦割りされていて各半筒状脚部に上端外面を被連結部材の取付孔の孔縁との当て面とする係止爪が門形切込をもって区画形成されており、さらに、この半筒状脚部の裏側には前記ピンの太径軸部に当接される爪拡開用の突部と、各半筒状脚部の脚端にあって前記ピンの係止溝と係脱自在な突起とが設けられていることを特徴とする部材締結用クリップ。

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