特許
J-GLOBAL ID:200903037485503591

液晶素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240825
公開番号(公開出願番号):特開平10-090707
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】電圧波形の遅延の少ない液晶パネルを製造すると共に、該パネルを製造するに当たって製造歩留りの低下や製造コストの増加を防止する。【解決手段】平滑板21の表面に金属電極12を形成し(図6(b) 参照)、平滑板21、樹脂モノマー13L及びガラス基板35の一体物を加圧し(同図(e) 参照)、その後樹脂モノマー13Lを硬化させ(同図 (f)参照)平滑板21を剥離する(同図(g) 参照)。これにより、樹脂13Sや金属電極12はガラス基板35の側に残されるが、金属電極12の表面12aは、平滑板21が剥離されて現れた面であり、該面12aには樹脂13Sは付着されていない。したがって、この面12aに透明電極を形成して液晶パネルを作成した場合、これらの電極は良好に接触され、液晶パネルは電圧波形の遅延が少なく、高精細化等に対応可能なものとなる。また、ガラス基板35の表面には密着層35aが形成されているため、樹脂13Sとガラス基板35との密着性が確保される。その結果、製造歩留りの低下や製造コストの増加が防止される。
請求項(抜粋):
基板の表面に複数の第1電極を配置すると共に、これら複数の第1電極相互の間隙に樹脂を埋設する液晶素子の製造方法において、前記複数の第1電極を、前記基板とは別の平滑な板状部材の表面に形成する第1電極形成工程と、前記板状部材における前記第1電極を形成した面に、流動性を有する樹脂を供給する樹脂供給工程と、前記板状部材における前記第1電極を形成した面に前記基板を押し付けて、前記複数の第1電極相互の間隙に前記樹脂を充填する加圧工程と、前記第1電極相互の間隙に充填された樹脂を硬化させる樹脂硬化工程と、前記第1電極並びに前記硬化された樹脂から前記板状部材を剥離させる剥離工程と、該剥離することにより現れる前記第1電極の表面に第2電極を形成する第2電極形成工程と、を備えた液晶素子の製造方法。
IPC (2件):
G02F 1/1343 ,  G02F 1/1339 500
FI (2件):
G02F 1/1343 ,  G02F 1/1339 500

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