特許
J-GLOBAL ID:200903037488548456
ベクトル制御装置の安定運転方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-071805
公開番号(公開出願番号):特開平9-266700
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 出力電圧飽和時に安定した運転を確保する。【解決手段】 励磁電流指令Id * およびトルク電流指令Iq * を出力し、励磁電流を示す励磁電流検出値IdFB およびトルク電流を示すトルク電流検出値IqFB がそれぞれ指令値となるように、インバータ13から誘導電動機4に交流電流を供給する。インバータ13の出力電圧が飽和しないときには、励磁電流指令Id * を一定にしている。インバータ13の出力電圧が飽和した際には、まず励磁電流指令Id * およびトルク電流指令Iq * を共に減少させる。そして、実際の励磁電流を示す励磁電流検出値IdFB が指令した値にまで減少した後に、励磁電流の減少によるトルク不足を補償する分だけ、トルク電流指令Iq * を増加させてトルク電流を増加させる。
請求項(抜粋):
交流電動機の励磁電流の値を指令する励磁電流指令とトルク電流の値を指令するトルク電流指令を出力し、指令した励磁電流値およびトルク電流値となるような交流電流をインバータから交流電動機に出力させるよう前記インバータを制御するベクトル制御装置において、インバータの出力電圧が飽和した時に、励磁電流指令を減少させるとともにトルク電流指令を減少させ、実際の励磁電流値が、減少させた前記励磁電流指令で示す値になったら、励磁電流の減少により減少したトルクを補償する分だけ、トルク電流を増加させるようトルク電流指令を増加させることを特徴とするベクトル制御装置の安定運転方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H02P 5/408 H
, B60L 11/18 A
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