特許
J-GLOBAL ID:200903037491130829

レンズ鏡胴収納制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-142366
公開番号(公開出願番号):特開平7-005548
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 2群式ズーム装置を有する沈胴式カメラにおいて、レンズ鏡胴収納時における後群レンズとフィルムの接触を防止すると共に、レンズ鏡胴自体の収納を迅速に行うためのレンズ鏡胴収納制御装置を提供することを目的とする。【構成】 本発明によれば、レンズ鏡胴(4)をカメラボディ内に収納した際に後群レンズ(28)がフィルム(F)と接触しない安全領域にある場合には、レンズ鏡胴の収納をすぐに開始し、収納完了後に後群レンズを最終的な待機位置に移動させる。一方、後群レンズが安全領域外にある場合には、まず安全領域の最後尾に後群レンズを移動させた後に、レンズ鏡胴を収納させるこことした。これにより、レンズ鏡胴の収納を開始するまでの時間を、可能な限り短縮化することができた。
請求項(抜粋):
カメラボディに対して前後に移動可能に設けられたレンズ鏡胴と、該レンズ鏡胴の前端部に固定された前群レンズと、前記レンズ鏡胴内にその軸線方向に沿って移動可能に取り付けられ、前記レンズ鏡胴とは別個独立に駆動される後群レンズとから成る2群式ズーム装置を有し、前記レンズ鏡胴を前記カメラボディ内の沈胴位置に収納することができるようになっているカメラにおいて、前記後群レンズの前記レンズ鏡胴に対する位置を検出する後群レンズ位置検出手段と、前記レンズ鏡胴を前記カメラボディ内の沈胴位置に収納した際に前記後群レンズがフィルムと接することのない前記レンズ鏡胴内の安全領域に、前記後群レンズが位置していることを前記後群レンズ位置検出手段が検出した場合に、前記レンズ鏡胴を前記カメラボディ内の沈胴位置に収納する手段と、前記後群レンズが前記安全領域に位置していないことを前記後群レンズ位置検出手段が検出した場合に、前記安全領域内の所定の後方位置に前記後群レンズを配置した後、前記レンズ鏡胴を前記カメラボディ内の沈胴位置に収納する手段と、を備えることを特徴とするレンズ鏡胴収納制御装置。
IPC (2件):
G03B 17/04 ,  G02B 7/08

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