特許
J-GLOBAL ID:200903037501481129

画像ぼかし処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015202
公開番号(公開出願番号):特開平6-231273
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 コンピュータ・グラフィックスで生成された画像に対して、レンズ特性に起因するぼかし効果を与える画像ぼかし処理装置を提供する。【構成】 ぼかし範囲計算部102は、入力画像の各処理画素ごとに奥行き値114とぼかし特性パラメータ109とからぼかし範囲の大きさ115を計算し、その後、参照画素アドレス計算部105は、各画素ごとにぼかし範囲の大きさ115を用いて参照画素アドレス119を求め、画素値計算部106は、参照画素アドレス119のさす画素値を各参照画素のぼかし範囲の大きさ122から計算する重み係数を用いて加重平均して、出力画像の各画素値を計算する。
請求項(抜粋):
ぼかし処理制御部と、ぼかし範囲計算部と、奥行き値バッファと、ぼかし範囲バッファと、参照画素アドレス計算部と、画素値計算部と、入力画素バッファとを備え、前記ぼかし処理制御部は、開始命令を受けると前記ぼかし範囲計算部へ実行命令を出し、前記ぼかし範囲計算部は、前記実行命令を受けとると、前記奥行き値バッファから奥行き値を順次取り出し、前記奥行き値とぼかし特性パラメータから各画素のぼかし範囲の大きさを計算し、前記ぼかし範囲バッファへ入力し、すべての画素に対して前記処理が終了すると、前記ぼかし処理制御部へ終了信号を出し、前記ぼかし処理制御部は、前記終了信号を受けとると、前記画素値計算部へ実行命令を出し、前記画素値計算部は、前記実行命令を受けとると、前記参照画素アドレス計算部へ計算画素アドレスを出力し、前記参照画素アドレス計算部は、前記計算画素から一定範囲内の画素を参照候補画素とし、前記参照候補画素のぼかし範囲の大きさを前記ぼかし範囲バッファから取り出し、前記ぼかし範囲の大きさをもとに前記参照候補画素の中から参照画素を選択し、前記参照画素のアドレスを前記画素値計算部へ出力し、前記画素値計算部は、前記参照画素のぼかし範囲の大きさを前記ぼかし範囲バッファから取り出し、前記参照画素の画素値を前記入力画素バッファから取り出し、前記ぼかし範囲の大きさから重み係数を計算し、前記重み係数を用いて前記参照画素の画素値を加重平均した値を出力画像の画素値として出力し、以下他のすべての画素を計算画素として同様の処理を行う画像ぼかし処理装置。
IPC (2件):
G06F 15/72 450 ,  G06F 15/68
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-343975
  • 特開平1-092199

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