特許
J-GLOBAL ID:200903037503752537

骨締着用具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-516258
公開番号(公開出願番号):特表平9-507770
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】拡張部材(10)と、軸線方向通路(18)と、該軸線方向通路に挿入自在の細長の挿入要素(34)とを有する骨締着用具に於て、拡張部材(10)が骨開口部に挿入する構成とされ、拡張部材の遠方端部(14)が、拡張部材(10)を骨開口部に配設する配設装置から軸線方向に釈放させるための構造部をも有し、1具体例では該構造部が、拡張部材を骨開口部に配設する間に拡張部材から切断される脆性膜を有している。挿入要素(34)の遠方端部(14)には、骨に連結するべき物体と接触するワッシャ(62)と係合するように適合された半径方向突出部が形成される。ワッシャ(62)は、上方表面及び下方表面と、これら表面間に形成される中央孔とを有し、軸の一部分の周囲に配設される。挿入要素(34)は、その半径方向突出部がワッシャと異なる曲率半径を有することから、ワッシャとは無関係に移動するようになっている。
請求項(抜粋):
物体を骨に連結するための骨締着用具であって、 骨開口部内に挿入するための、拡張自在の材料からなる実質的に円筒形状の拡張部材にして、骨開口部の内面と拡張自在に係合するための構造部分を有する外面を有し、該拡張部材の近接端部と遠方端部との間を少なくとも部分的に伸延する軸線方向通路が内部に形成されてなる拡張部材と、 拡張部材に挿入するための細長の挿入要素にして、縫合糸と係合するための通路を有し、該挿入要素の少なくとも一部分には、拡張部材と係合する際に拡張部材を拡張させるために拡張部材の軸線方向通路の内径よりも大きい外径を有しそれにより、挿入部材を拡張部材に挿入することにより、拡張部材が不可逆的に拡張され骨開口部に押し嵌めされるようにしてなる骨締着用具。

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