特許

J-GLOBAL ID：200903037503758586

酸性アミラーゼ、その製造法およびそれを用いた澱粉分解物の製造法

発明者： 福田 元 ,  小野 比佐好 ,  新名 惇彦 ,  高野 光男
出願人/特許権者： 日澱化學株式会社
代理人 (1件)： 青山 葆 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-067974
公開番号（公開出願番号）：特開平6-296486
出願日： 1993年03月26日
公開日（公表日）： 1994年10月25日
要約：

【要約】【目的】 ラクトバチルスL-137株の新規酸性アミラーゼの単離。【構成】 ラクトバチルスL-137株を培養して、至適pH3.5〜4.5、分子量150,000〜300,000の酸性アミラーゼを単離する。これを、澱粉に作用させて、主成分がマルトトリオース、マルトテトラオース、マルトペンタオースであり、グルコース、マルトースを殆ど含まない澱粉分解物を得る。【効果】 得られた酸性アミラーゼは低いpHで澱粉物質を加水分解し、その分解物は、低甘味度、吸湿性の向上等の特性を有し、食品改良剤等として有用である。

請求項（抜粋）：

次の性質を有するアミラーゼ:(1)至適pH3.5〜4.5、(2)pH3.5〜5.0の範囲で最大活性の50%を保持、(3)作用温度30°C〜45°Cで、至適作用温度35°C付近、(4)pH6以上の活性は最大活性の数%以下、(5)50°C以上の活性は最大活性の数%以下、(6)55°C30分間の処理で失活、および(7)カラムクロマトグラフィーにより測定した分子量約150,000〜300,000。

IPC (3件)：

C12N 9/28 ,  C12P 19/14 ,  C12R 1:225

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特開平3-251173
  
• 特開昭63-226295
  
• 特開昭63-237786
  
• 特開平3-219879
  

審査官引用 (4件)

• 特開平3-251173
  
• 特開昭63-226295
  
• 特開昭63-237786
  
• 特開平3-219879