特許
J-GLOBAL ID:200903037515380651

自家発電電力の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109692
公開番号(公開出願番号):特開平5-308727
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】コージェネレーションシステムを利用する際、逆電力を発生させることなくエネルギーコストの低減を図る。【構成】電力負荷1の状態をプログラマブルコントローラ20に入力し、ファジィコントローラ21へ出力する。ファジィコントローラ21で、買電電力値、発電電力値、電力負荷の3つの要素よりファジィ推論に沿って演算を施し、最適買電電力値、発電電力値を求める。求められた値をプログラマブルコントローラ20をとおして、買電電力調整装置30、次いで発電機制御装置31に出力し、買電電力、発電電力を調整する。
請求項(抜粋):
電力会社から電力を買電するとともに、自家発電を行う電力利用設備において、需要家から電力会社に向かって電力が送電される逆電力状態となる場合に、電力会社からの電力を連絡している開閉器を遮断して逆電力状態を防止する逆電力防止装置が組み込まれ、買電電力の設定値を基準買電電力設定値として一定に推移させ、かつ自家発電設備に対して、買電電力の低下に伴う逆電力状態とならないように、自家発電設備の発電機の出力を制御する方法において、(1)前記電力利用設備の運転および停止信号から得られる現需要負荷、買電電力および自家発電電力に基にして最適買電電力値を求め、(2)この最適買電電力値と基準買電電力設定値とを比較し、最適買電電力値が基準買電電力設定値より大きい場合に、その基準買電電力設定値を最適買電電力値に一致するまで基準買電電力設定値を変更し、自家発電機の出力を変更して前記の最適買電電力値に基づいて運転し、(3)前記負荷側から停止信号を受けたとき、停止する負荷の電力状態により、ファジイ制御装置で自家発電機出力の度合いを推論し、前記自家発電機の出力変更を行い、その出力の変更が完了するまで、負荷側の停止を遅延させ、(4)負荷停止完了後は、このときの変更済の最適買電設定値と基準買電電力値とを比較して、最適買電設定値を基準買電電力値に戻す、ことを特徴とする自家発電電力の制御方法。
IPC (5件):
H02J 3/38 ,  F22B 35/00 ,  G05B 13/02 ,  H02J 3/00 ,  H02P 9/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-294230
  • 特開平2-262850

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