特許
J-GLOBAL ID:200903037518336343

球状黒鉛鋳鉄品用の加圧式注湯炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-109687
公開番号(公開出願番号):特開平6-320255
出願日: 1993年05月12日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】溶湯のMgの消失限を長くし、MgOスラグの発生を抑制して自動注湯可能とし、溶湯の交換を可能にし、スラグの除去を簡単にする。【構成】加圧式注湯炉1は、溶湯室2の底部2aから立上がる出湯路3の出湯室4、出湯室4の注湯口5、底部2aから立上がる受湯路6の受湯室7、溝形インダクタ8及び加圧ガス制御装置11とからなる。注湯口5にストッパ12を設け、溝形インダクタ8を水平より下に45〜90°になるように向け、不活性ガスを使用する。枠体13に取付けた炉1を速やかに傾動させる油圧シリンダなどの動力傾動装置14を設ける。溝形インダクタ8は、溶湯10の温度が充分大きく昇温可能な出力とする。出湯室4及び受湯室7をフランジ16a、16bで着脱自在にする。ガス導入管9の内径を50mm以上とし、加圧ガス制御装置11にフィルタ17を介装する。
請求項(抜粋):
密閉した溶湯室の底部から立上がる出湯路の上端の出湯室と、この出湯室の底面の注湯口と、前記底部から立上がる受湯路の上端の受湯室と、前記底部に連通する溝形インダクタと、ガス導入管を介して前記溶湯室の溶湯にガスを加圧する加圧ガス制御装置とからなる加圧式注湯炉において、前記注湯口にこれを開閉する棒状のストッパを設け、前記溝形インダクタの軸心を水平より下に45°ないし90°に向けて取付け、前記ガスを不活性ガスとし、前記溶湯室の溶湯の全量を排出するように前記加圧式注湯炉を傾動させる動力傾動装置を設けることを特徴とする球状黒鉛鋳鉄品用の加圧式注湯炉。
IPC (3件):
B22D 39/06 ,  B22D 41/01 ,  B22D 41/06
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭52-076215
  • 特開昭56-006775
  • 特開昭61-252484
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