特許
J-GLOBAL ID:200903037521274944

鋸及び鋸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 邦彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-365062
公開番号(公開出願番号):特開平11-179702
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】本発明は、良好な切断能力が長期間にわたって持続する長切れをし、従来の鋸では切断でき難いものでも容易に切断ができ、また、生木等の被切物の切断において、鋸身の板面に樹液が付着せず、通りがよい切断ができる鋸と、その鋸の製造方法に関する発明である。【解決手段】鋸身2の表裏両板面にハードクローム等からなる表面硬化層3を有し、しかも鋸身2の刃部1部分を除いた表面硬化層3の面上を微小の凹凸をする粗面5にし、この粗面5上に被覆層4を設け、さらに、刃部1に鋸歯6を設けた鋸及び、鋸身2の表裏両板面上に表面硬化層3を形成する工程と、表面硬化層3の鋸身2の刃部1を目隠しする工程と、目隠しのされた刃部1を除いた部分の面を微小の凹凸をする粗面5を形成する工程と、粗面形成加工後に目隠しを外す工程と、粗面5上に被切物の樹液をはじく被覆層4を形成する工程と、刃部1に鋸歯6を形成する工程と、鋸歯6を目立てする工程と、鋸歯6を熱処理する工程で上記の鋸を形成するものである。
請求項(抜粋):
刃部1が有鋸歯又は無鋸歯の鋸身2の表面と裏面の両面上に、耐磨耗性のある切削機能を持ち、かつ、防銹性のある表面が滑らかな表面硬化層3を設け、しかも、鋸身2は刃部1部分を除く表面硬化層3の上に、鋸の切断操作時に生木等の被切物の切り口から滲み出る樹液等で鋸板に付着し鋸身の切断動作を阻害するものの付着を阻止し被切物内での鋸身の通りを良好にする被覆層4を設け、このあと刃部1に鋸歯を有しない鋸身2では鋸歯6を設けるとともに刃付けの目立てをし、また刃部1にあらかじめ鋸歯を有する鋸身2では鋸歯6に刃付けの目立てをし、このあと熱処理により表面硬化層3の被甲された各鋸歯6部分が刃物としての機能を持つことを特徴とする鋸。
IPC (4件):
B27B 33/10 ,  B23D 63/08 ,  B23D 65/00 ,  B27B 21/04
FI (4件):
B27B 33/10 Z ,  B23D 63/08 ,  B23D 65/00 ,  B27B 21/04 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭51-146364
  • 剪定用根切り刃付鋸
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-052226   出願人:有限会社林造園
  • 特開昭61-140801

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