特許
J-GLOBAL ID:200903037522740191

大型基板用カセット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-337215
公開番号(公開出願番号):特開平11-171287
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 上枠体と下枠体間に支持体を連結するにあたり、支持体の取付位置の精度が高く、取付強度及び剛性が高く、しかも支持体の取付位置を基板の寸法に応じて容易に変更することが可能な大型基板用カセットを提供する。【解決手段】 上枠体1と下枠体2は、両側部及び後部に取付面部8を形成し、各取付面部の内面側に内外方向に延びた凹溝19を形成し且つ該凹溝内の底面中心には溝幅よりも狭い貫通孔を略全長に渡って形成し、凹溝に平行に取付孔22を貫通形成し、基板を載支する棚片4を突設した支持体3は、両端部に螺孔を形成した金属杆を長手方向に沿った内部に埋没状態でインサート成形し、両端部に取付面部に面接合する支持面部10を形成し、該支持面部に金属杆の端部を突出させて係合凸部とし、係合凸部とは異なる位置に埋込ナットを埋設し、嵌合孔25を上下に貫通形成した位置決め部材24を凹溝内に嵌合した状態で、係合凸部を嵌合孔に嵌合し、貫通孔と取付孔に挿通した固定ネジ26,27を金属杆の螺孔と埋込ナットに螺合して連結する。
請求項(抜粋):
上下方向に所定間隔毎に基板を載支する棚片を突設した複数の支持体を、上枠体と下枠体間に連結して直方体状の箱型構造となした大型基板用カセットであって、前記上枠体と下枠体は、両側部及び後部に取付面部を形成し、各取付面部の内面側に内外方向に延びた凹溝を形成し且つ該凹溝内の底面中心には溝幅よりも狭い貫通孔を略全長に渡って形成するとともに、前記凹溝に平行に取付孔を貫通形成したものであり、前記支持体は、両端部に螺孔を形成した金属杆を長手方向に沿った内部に埋没状態でインサート成形するとともに、両端部に前記取付面部に面接合する支持面部を形成し、該支持面部に前記金属杆の端部を突出させて係合凸部とするとともに、該係合凸部とは異なる位置に埋込ナットを埋設したものであり、嵌合孔を上下に貫通形成した位置決め部材を前記凹溝内に嵌合した状態で、前記係合凸部を嵌合孔に嵌合し、前記貫通孔に挿通した固定ネジを金属杆の螺孔に螺合するとともに、前記取付孔に挿通した固定ネジを埋込ナットに螺合して連結することを特徴とする大型基板用カセット。

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