特許
J-GLOBAL ID:200903037532525833

プラスチツク製光学部品のハードコート膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-239232
公開番号(公開出願番号):特開平5-080203
出願日: 1991年09月19日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】プラスチック製光学部品の形状精度をそこなうことなく、プラスチック製光学部品の表面を改質・性能向上することのできるハードコート膜を提供する。【構成】プラスチック製光学部品5の表面に、表面側から空気側に順に、第一層二酸化ケイ素1、第二層酸化アルミニウム2、第三層酸化ジルコン3、第四層二酸化ケイ素4の四層構造の蒸着膜を形成してハードコート膜を構成する。【効果】プラスチック製光学部品の形状精度を損なうことなく、プラスチック製光学部品の表面硬度を鉛筆硬度5H以上に改善し、セロハン粘着テープ剥離試験で剥離することなく信頼性の高い、反射防止を兼ねたハードコート膜を得ることができる。
請求項(抜粋):
プラスチック製光学部品の表面に、前記表面側から空気側に順に、第一層、第二層、第三層、第四層の四層構造の蒸着膜を形成してハードコート膜を構成する構造であって、λを透過光あるいは反射光の波長の中心値とした時に、前記第一層は厚さ0.2μm以上の二酸化ケイ素SiO2からなり、前記第二層は厚さλ/4の酸化アルミニウムAl2O3からなり、前記第三層は厚さλ/4、またはλ/2の酸化ジルコンZrO2又は酸化ジルコンZrO2と酸化チタンTiO2の混合物からなり、前記第四層は厚さλ/4の二酸化ケイ素SiO2からなることを特徴とするプラスチック製光学部品のハードコート膜。
IPC (2件):
G02B 1/10 ,  G02B 1/04

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