特許
J-GLOBAL ID:200903037537985247

内燃機関用燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-118690
公開番号(公開出願番号):特開平9-303231
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射量急変時の燃圧変動を効果的に抑える。【解決手段】 各気筒の燃料噴射弁17に燃料を分配するデリバリパイプ16の先端部にダンパ手段20を設ける。このダンパ手段20は、燃料配管系の燃圧変動に応じてベローズ23がデリバリパイプ16の軸方向(矢印A,B方向)に伸縮することで、燃圧変動(燃料配管系の燃料充填量の変動)に応じて燃料配管系の内容積を変動させて燃圧変動を抑制する。このベローズ23の材質やスプリング27の弾性力を適宜選択することで、ベローズ23の伸縮変位の特性を、燃料配管系の燃料充填量の変動に対する燃圧変動率が10〜50kPa/ccの範囲内に収まるように設定する。これにより、燃料噴射量急変時の燃圧変動抑制効果と燃圧収束性とを両立させて、燃料噴射量急変時の燃圧制御特性を改善し、エミッションやドライバビリティを向上させる。
請求項(抜粋):
燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料ポンプと、この燃料ポンプから吐出される燃料を燃料噴射弁へ送る燃料配管系と、前記燃料ポンプを制御して前記燃料配管系の燃圧を調整する燃圧制御手段とを備え、前記燃料配管系が前記燃料噴射弁に燃料を分配するデリバリパイプで終端となるリターンレス配管構成とした内燃機関用燃料供給装置において、前記燃料配管系の燃圧変動に応じて燃料配管系の内容積を変動させるダンパ手段を設け、前記ダンパ手段の動作特性を、燃料配管系の燃料充填量の変動に対する燃圧変動率が10〜50kPa/ccの範囲内に収まるように設定したことを特徴とする内燃機関用燃料供給装置。
IPC (2件):
F02M 55/02 310 ,  F02M 55/02 350
FI (2件):
F02M 55/02 310 C ,  F02M 55/02 350 E
引用特許:
出願人引用 (3件)

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