特許
J-GLOBAL ID:200903037547985652

可溶性全芳香族のポリアミドの繊維を調製する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071947
公開番号(公開出願番号):特開平8-260238
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 例えばN-メチル-2-ピロリドンなどのアミド溶剤を用いて、低温重縮合により得られる可溶性の全芳香族ポリアミドを繊維の延伸に影響を与えずに効果的に凝固し溶剤と塩とを抽出すると同時に溶剤と塩とを効率よく分離し溶剤の回収を増大する。【構成】 重合混合物をアルカリで中和したのち、この中和された重合混合物を有機溶剤、好ましくは重合溶剤と同じ有機溶剤を含有する塩の入らない50°C以下氷点以上の実質的に周囲温度である水溶液中に押し出して凝固し、続いて、全体の延伸の60%以上を、有機溶剤、好ましくは重合溶剤と同じ有機溶剤を含有する塩の入らない50°C以下氷点以上の実質的に周囲温度である水溶液中にて行う。
請求項(抜粋):
(a)全芳香族ポリアミドおよび重合溶剤から成り、前記全芳香族ポリアミドの全繰り返し構造単位の少なくとも85モル%が式(I):【化1】(式中、Ar1およびAr2は芳香族基であり、Ar1とAr2とは同じでも異なってもよく、;R1およびR2は低級アルキル基または水素原子であり、R1とR2とは同じでも異なってもよい)、または式(II):【化2】(式中、Ar3は芳香族基であり、R3はアルキル基または水素原子である)の1つで表わされる重合混合物を調製する工程:(b)前記重合混合物を複数の毛細孔を有する紡糸口金を通って、50°C以下氷点以上の実質的に周囲温度に維持されている40重量%未満の有機溶剤を含有する塩の入らない水性凝固液を有する凝固浴中に押し出し凝固され溶剤の一部が抽出されたフィラメントを得る工程:(c)前記凝固され溶剤の一部が抽出されたフィラメントを50°C以下氷点以上の実質的に周囲温度に維持されてある40重量%未満の有機溶剤を含有する塩の入らない液状の延伸浴中で全体の延伸の60%以上が該延伸浴中で実施される工程:からなる可溶性全芳香族のポリアミドの繊維を調製する方法。
IPC (3件):
D01F 6/60 371 ,  D01F 6/60 ,  D01F 6/90 331
FI (3件):
D01F 6/60 371 Z ,  D01F 6/60 371 F ,  D01F 6/90 331
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭57-032126

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