特許
J-GLOBAL ID:200903037550897330

回転角度検出機能を備えたヘッドホン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-135984
公開番号(公開出願番号):特開平8-009489
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 音像を頭外に定位させるようにしたヘッドホンにおいて映像に伴う音声を聴取したとき、映像位置と音像位置のずれが少ないヘッドホン装置を提供する。【構成】 聴取者21の頭部の回転角度に応じて信号処理装置における信号処理内容を更新して音像を頭外に定位させる頭外定位ヘッドホン装置であって、マイクロプロセッサ5により算出された回転角度が角度復帰範囲24のとき、その角度に応じて予め規定されたスピードで正面方向角度(0°)に復帰し、角度非復帰範囲23の場合に復帰しないようにすることにより、積分演算誤差により回転角度計算と実際の頭部回転角度にズレを生じてもこれを軽減することができる。
請求項(抜粋):
ディジタル化された音声信号に信号処理を行う信号処理手段と、上記信号処理手段により処理されたディジタル信号を少なくとも2チャンネル以上のアナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換器と、上記ディジタル/アナログ変換器の出力信号を電力増幅する電力増幅器と、聴取者の頭部に装着可能で、上記電力増幅器からの出力信号により駆動され、音声を再生するヘッドホンと、上記ヘッドホンに取り付けられた角速度センサーと、上記角速度センサーの出力信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器と、上記アナログ/ディジタル変換器により変換されたディジタルデータを取り込み積分計算することにより予め設定された正面方向からの回転角度を計算する制御手段とを具備し、上記制御手段により計算された回転角度に応じて上記信号処理手段における信号処理内容を更新して上記ヘッドホンにより再生される音像を上記聴取者の頭外に定位させるようにした回転角度検出機能を備えたヘッドホン装置であって、上記制御手段により算出された回転角度が上記正面方向の角度に対して一定角度以下の偏差であったとき予め規定されたスピードで上記正面方向の角度に復帰し、上記正面方向の角度より大きい角度偏差のときには復帰しないようにしたことを特徴とする回転角度検出機能を備えたヘッドホン装置。
IPC (7件):
H04R 5/033 ,  G01C 19/56 ,  G01P 9/04 ,  H04R 1/02 103 ,  H04R 1/10 101 ,  H04S 1/00 ,  H04S 7/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-112900

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