特許
J-GLOBAL ID:200903037557032378

油水分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-091713
公開番号(公開出願番号):特開2000-279707
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 十分な水分除去が可能で、かつ、装置寿命の長い油水分離装置を提供する。【解決手段】 油水分離対象となる廃油を、導入管131から分離槽110内へと導入する。分離槽110の底部には、泡発生手段120を設けておく。泡発生手段120を構成する中空基板121内には、空気供給手段125から乾燥空気が供給される。基板121の上面には、ポアーサイズ20μm程度の焼結金属を用いた椀状体122が多数配置されており、この椀状体122の微孔構造を通って、乾燥空気が廃油内に泡として放出される。この泡により廃油中の水分が取り込まれ、空気排出管134から外部へと排出される。還流管132から導入管131を経て分離槽110内へと戻される還流路が形成されており、この還流路上でフィルタによる不純物除去が行われるとともに、油は60°C程度に加熱される。
請求項(抜粋):
油と水との混合液から水を除去し、油のみを残す処理を行う油水分離装置であって、分離対象となる混合液を収容する分離槽と、この分離槽内に前記混合液を導入する混合液導入手段と、乾燥空気を供給する空気供給手段と、前記乾燥空気を前記分離槽に収容された混合液内に泡状にして放出する泡発生手段と、前記分離槽内の空気を外部へ逃がすための空気排出手段と、を備えることを特徴とする油水分離装置。

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