特許
J-GLOBAL ID:200903037557851018

2.25Cr鋼の軟化熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-015317
公開番号(公開出願番号):特開平10-212520
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 低温・短時間で熱処理を行うことにより熱処理のコストが低く、また酸化スケ-ルの除去が不要で、冷間加工が十分可能な、2.25Cr鋼の軟化熱処理方法を提供すること。【解決手段】 重量%にて、C:0.20%以下、Cr:1.9 〜2.6 %を含有し、さらにMo:1.5 %以下とW:2.0 %以下のうち1種または2種を含有する2.25CrMo鋼を、熱間圧延後、Ac1変態点以上、Ac3変態点以下の温度に5 分以上保持した後、0.2 °C/sec以上の冷却速度で700 〜760 °Cの温度範囲まで冷却し、等温保持する。この等温保持温度が720 °C以上760 °C以下の場合120 ≧保持時間(分)≧30を満たす時間、また等温保持温度が700 °C以上720 °C未満の場合120≧保持時間(分)≧(3/2)×(740-保持温度(°C)) を満たす時間等温保持し、その後冷却する軟化熱処理方法を用いる。
請求項(抜粋):
重量%にて、C:0.20%以下、Cr:1.9 〜2.6 %を含有し、さらにMo:1.5 %以下とW:2.0 %以下のうち1種または2種を含有する鋼を、熱間圧延後、Ac1変態点以上、Ac3変態点以下の温度に5 分以上保持した後、0.2 °C/sec以上の冷却速度で700 〜760 °Cの温度範囲まで冷却し、以下の(1)、(2)に示す時間等温保持し、その後冷却することを特徴とする2.25Cr鋼の軟化熱処理方法。(1)等温保持温度が720 °C以上760 °C以下の場合120 ≧保持時間(分)≧30(2) 等温保持温度が700 °C以上720 °C未満の場合120 ≧保持時間(分)≧(3/2)×(740-T)T:保持温度(°C)
IPC (4件):
C21D 6/00 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/22
FI (4件):
C21D 6/00 T ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/22

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